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ツィンマーワルト運動 ツィンマーワルトうんどう

百科事典マイペディアの解説

ツィンマーワルト運動【ツィンマーワルトうんどう】

第1次大戦中の社会主義者の運動。名称は1915年スイスツィンマーワルトZimmerwaldで開かれた会議に由来する。第1次大戦勃発(ぼっぱつ)で第二インターナショナルの主力諸政党が戦争支持にまわったため国際社会主義運動は分裂・動揺の様相を呈した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ツィンマーワルトうんどう【ツィンマーワルト運動 Zimmerwalder Bewegung】

第1次世界大戦中の,反対派社会主義者の国際的結集運動で,その発端となった会議開催地にちなんで同時代にこの名が付けられた。大戦の勃発に際し,ロシアを除く交戦国の社会主義政党の主力が自国政府支持に転じて城内平和を結ぶとともに,第二インターナショナルは機能を失った。これに対し主として中立国の社会主義者が国際連帯の努力を続け,1915年9月5~8日,スイスの村ツィンマーワルトで国際会議を実現した。参加したのは,推進役のスイス,イタリアをはじめ北欧3国,ポーランドルーマニアブルガリアの社会主義者,亡命ロシア人の各派,ドイツフランスの反対派,計11ヵ国38名で(イギリス代表は出国が許されず不参加),城内平和政策を批判するとともに無併合の講和実現を訴え,執行部として,スイス人のグリムRobert Grimm(1881‐1958)らから成る国際社会主義委員会(ISK)を選出した。

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