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デビットカード でびっとかーど

デジタル大辞泉の解説

デビット‐カード(debit card)

キャッシュカードとしての機能の他に、買い物時に自分の口座からの即時決済機能を備えたカード。

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大辞林 第三版の解説

デビットカード【debit card】

〔デビットは会計用語で借方の意〕
買い物の代金が販売時点で預金口座から引き落とされるカード。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デビットカード
debit card

金融機関のキャッシュカードに即時決済機能を付加するサービス。デビットは簿記用語で「借方」の意。支払い時に専用端末にカードを差し込んで暗証番号を入力し,口座残高を確認するだけで決済できる。欧米で先行して普及し,日本では 1998年6月郵政省と民間金融機関の連携により日本デビットカード推進協議会が発足,1999年1月,加盟店 8社・団体,金融機関 8行でサービスが始まり,2000年3月にはジェイデビット J-Debitというサービス名で本格的なデビットカードサービスが始まった。ジェイデビット以外のデビットカードも存在する。使用者にとってはクレジットカードのような会費や手数料がないという利点がある一方,口座残高をこえる支払いや分割払いはできないという制約もある。加盟小売店にとってはクレジットカードのような信用照会が不要なうえ,代金回収が早く,しかも手数料が 1%程度とクレジットカードより 2~4ポイント安いという利点がある。キャッシュカードはセキュリティ確保のため ICカード化が進んでいるが,デビットカードは読み取りの問題から磁気カードが主流で,安全性の確保が一つの課題となっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

デビットカード
でびっとかーど
debit card

金融機関が発行するキャッシュカードを使うと、カード利用者が金融機関に有している預金口座から即座に代金相当額が引き落とされ、代金の支払いを行うことができるシステムをいう。国際的には、ビザVisaやマスターカードMasterCardといったブランドのカードが活用されているが、日本国内においてはJ-Debit(ジェイデビット)が稼働している。似たような仕組みを有するものとしては電子マネーがあるが、電子マネーは電子マネーのデータを取り扱うのに対し、デビットカードは預金債権そのものを取り扱う点において異なる。
 仕組みは以下のとおりである。利用者が加盟店において物を購入する際に、カードを端末装置に読み取らせ、ATM(現金自動預金支払機)と同じ暗証番号を打ち込む。その際、利用者はカード発行金融機関(イシュアissuer)に対し代金債務を加盟店へ弁済することを委託する。その一方で、加盟店は取引金融機関(アクワイアラacquirer)に対し代金債権を売却する。この時点で、利用者の代金支払い債務は消滅し、加盟店は利用者に対する債権を売却した対価によって、代金債権の相当額の満足を得ている。その後、加盟店の取引金融機関は、加盟店から譲り受けた代金債権の弁済の受領を、カード発行金融機関に委任する。よって、カード発行金融機関は同一の代金債務について、弁済の委託と弁済の受領の委任を同時に引き受けたことになる。そして、利用者の預金から代金を引き落とし、加盟店の取引金融機関にその資金を移動して決済が完了する。前記のような複雑な仕組みを採用している理由は、かりにカード発行金融機関が倒産しても、利用者に二重払いのリスクから免れさせるためである。
 日本では、デビットカードのインフラストラクチャー(基盤)整備、デビットカードサービスの普及のために、郵政省(現、総務省)や民間金融機関、流通業界によって日本デビットカード推進協議会が1998年(平成10)に設立され、1999年に取扱いが始まった。2013年(平成25)2月時点で、導入している金融機関は1100を超え、端末設置台数は45万台となり、本格的に活用されている。[武田典浩]
『小塚荘一郎・森田果著『支払決済法――手形小切手から電子マネーまで』(2010・商事法務) ▽野村総合研究所電子決済プロジェクトチーム編著『電子決済ビジネス――銀行を超えるサービスが出現する』(2010・日経BP社) ▽根田正樹・大久保拓也編『支払決済の法としくみ』(2012・学陽書房)』

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