ドラ(英語表記)Dorat(Daurat), Jean

  • Dora
  • Jean Dorat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

[生]1508. リモージュ
[没]1588.11.1. パリ
フランスのユマニスト,詩人。貴族の出身で早くから教職につき,パリで家庭教師をしているとき,ロンサールを教えた。 1547年コクレ学寮校長に就任,ロンサールやデュ・ベレーらを生徒に迎え,特にギリシア古典への興味,趣好を与えて,プレイヤッドの理論形成に多大の影響を及ぼした。『詩集』 Poematica (1586) を残している。

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デジタル大辞泉の解説

ドラゴンから生じた語という》マージャンで、上がりの点数を高めるため、その場の初めに、あるをドラ牌ときめておき、その牌が上がりの手牌に含まれていたとき、点数を一牌につき一翻(イーファン)上げるようにする方法。また、その牌。

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とっさの日本語便利帳の解説

一局ごとに指定され、その牌があると一翻(ファン)加算される牌のこと。ただし、それ自体は役とはならず、ドラのみでは和了(アガ)れない。

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世界大百科事典 第2版の解説

S.フロイトによって1901年に書かれ,05年に《あるヒステリー患者の分析の断片》と題して発表された症例報告中の患者の名。ドラは幼時から夜尿,呼吸困難偏頭痛,神経性のなどに悩んできたが,18歳のときに失声,父と争った後の失神発作などが激しくなって,フロイトの治療を受けるに至った。フロイトはドラの分析を通して,父親とK氏夫人との不倫な関係や,彼女に対するK氏の性的誘惑などの契機,疾病利得,ヒステリーの身体症状の基礎をなす身体的対応の概念,症状と性衝動の関係など,ヒステリーの精神病理を解明した。
1508‐88
フランスの古典学者,詩人。ラテン名アウラトゥスAuratus。リモージュの出身。パリに出て,〈王立教授団〉の一員J.トゥサンに師事した。家庭教師などを経て,1556年トゥルネブスと並んで〈王立教授団〉の一員に任命され,67年に引退するまで務めた。学術的著作はまったく発表しなかったが,講義では古代ギリシア詩のほぼ全般にわたってそのすばらしさを説き,熱心な聴衆を集めた。その中にはM.A.deミュレやW.カンテールなど古典学者となった弟子ばかりでなく,ロンサールバイフなどの詩人も多数含まれていた。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (「ドラ」の語源は未詳。中国語から、あるいは英語「ドラゴン」からという) マージャンの懸賞牌をいう。あらかじめ決めておいた牌(ドラ牌)が上がりのときに含まれていれば、普通、一牌につきイーファン(一翻)ずつ点数が上がる。

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世界大百科事典内のドラの言及

【フロイト】より

… フロイトは《ヒステリー研究》のほかに五つの詳細な症例研究を発表している。《症例ドラ》(1905。ドラ)では夢分析と感情転移の問題が論じられ,《症例ハンス》(1909。…

※「ドラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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