百科事典マイペディアの解説
ニュー・ウェーブ
→関連項目トラック・ダウン
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…しかもSFのそうした面は今日まで受け継がれており,幾つかの大国が手を結べば(小さな民族の意志など無関係に)世界平和が実現するとか,ロボットに知性を与えながら人間に奉仕するものという前提を設けるなど,いわば思考実験としてはいとも御都合主義的なものでしかなかった。折しも60年代に入って環境汚染やベトナムでのアメリカの敗戦,月への人間の到着など幾つかの大きな事件が世界観の変更を求め,テクノロジー社会の行きづまりを人々が感じ始めたとき,〈新しい波(ニュー・ウェーブ)〉と呼ばれる改革運動が生まれた。イギリスではムアコックM.Moorcockが編集する《ニュー・ワールズ》が唯一のSF雑誌だったが,バラード,オールディスなど新しい作家たちの出現とともに,積極的にアメリカSFの批判を始め,これをアメリカではメリルJ.Merrilが支持し,ディレーニS.R.Delany,エリソンH.Ellison,ル・グイン,ウィルヘルムK.Wilhelm,ディッシュT.M.Dischといった新しい作家群が同様の主張のもとに登場したため,大きな論争をまき起こした。…
… こうしたさまざまな試みが1970年代前半まで展開されたが,試行錯誤も出尽くしたころ,レコード産業全体が不況に見舞われたせいもあって,ロックは再び低迷期を迎え,70年代後半は,ディスコ・ブームという名の商業主義路線に主導された時期となる。
[パンクからニューウェーブへ]
こうした状態に不満の声をあげたのは,やはり貧しい少年たちだった。1970年代半ばに,ニューヨークでもロンドンでもそうした声があがり始め,75年にはロンドンでセックス・ピストルズSex Pistolsが出現した。…
※「ニュー・ウェーブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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