コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ノバラ Novara

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ノバラ
Novara

イタリア北西部,ピエモンテ州ノバラ県の県都。ミラノ西方約 47km,ポー川河谷平原をのぞむ丘陵上に位置する。アルプス南東麓の交通の要地。カエサルにより植民地として建設され,ローマ時代には市場町として繁栄。 12世紀にミラノの保護を受け,18世紀にはサボイア家に支配されて,対オーストリア戦争では,ノバラの戦い (1849) で大きな被害を受けた。ゴルゴンツォラ・チーズの産地として知られるが,ほかに鉱業,化学製品 (特にガス) ,金属,繊維,陶器,電機などの諸工業も立地。北部イタリアの道路網の要地で,灌漑施設の整備された米作地帯の商業中心地でもある。バシリカ (16~17世紀) ,市会堂 (13世紀) ,市立博物館などがある。人口 10万 2473 (1991推計) 。

ノバラ

ノイバラ(野薔薇)」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

ノバラ

ノイバラ

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ノバラ【Novara】

イタリア北部,ピエモンテ州の同名県の県都。人口10万2768(1994)。ロンバルディア州との境をなすティチノ川に近いポー平原の米作地帯にあり,重要な米の集散地であった。今日では機械,化学,繊維など多種の製造業を有する,同州ではトリノに次ぐ工業都市であるが,より近いミラノと経済的にも文化的にも関係が深い。古い歴史をもち,碁盤目状に整った街路はローマ時代の遺構である。【萩原 愛一】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ノバラ
のばら / 野薔薇

バラ科バラ属Rosaのノイバラと同意義に用いられるが、一般には野生のバラ属植物の総称名として用いられる。主として北半球に約100種あり、日本には13種分布する。落葉性で、直立または半直立のほか、ややよじ登るもの、地をはうものもある。普通は刺(とげ)があるが、まれにないものもある。葉は互生で奇数羽状葉。花は単一から房状にあるものまであり、花弁は4枚以上、雄しべは多数。萼(がく)は普通は5枚。花色は白、紅、黄色の濃淡およびその組合せがあり、色素はアントシアン系、フラボン系、カロチノイド系の3系がある。
 観賞用の栽培バラはノバラの人工雑種を主としたものであるが、日本の自生種間においては自然雑種を生じ、分類困難なものもある。[鈴木省三]

文化史

古くはウマラとよばれ、『万葉集』に「道のへの茨(うまら)の末(うれ)に延(は)ほ豆(まめ)のからまる君をはかれか行かむ」(巻20.4352)と歌われる。ノバラの一種でヨーロッパ産のRosa pomifera Herrm.は、ローマ時代から、その果実でワインがつくられた。第二次世界大戦中イギリスはオレンジやレモンの輸入が困難になり、野生のドッグローズRosa canina L.でシロップをつくり、ビタミンCの補給を図った。1943年には500トンを集め、250万本の瓶詰シロップが生産された。[湯浅浩史]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のノバラの言及

【ノイバラ】より

…北海道から九州までの野原,川原,山すそなどに見られるバラ科の落葉低木で,最も普通な野生のバラ(イラスト)。茎はよく枝分れをして,直立または斜上し,ときにつる状になり,とげがある。葉は互生し,羽状複葉。小葉は7~9枚,卵形または長楕円形で,長さ2~5cm。花は5~6月ごろ,茎頂に円錐花序をなして咲き,花冠は径2cm内外,花弁は心臓形または倒卵形で,普通は白いが,ときに淡紅色のこともある。おしべは多数,果実(偽果)は球形で,秋から冬にかけて赤く熟する。…

※「ノバラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ノバラの関連キーワードビットリオ・エマヌエレ2世イタリア・オーストリア戦争ペトルス・ロンバルドゥスカルロ・エマヌエレ3世インノケンチウス11世ハビエル サネッティコペルニクス(年譜)カルロ・アルベルトピエモンテ[州]サルジニア王国カトマイ[山]ルイ[12世]野薔薇・野茨ドモドッソライタリア戦争コペルニクス接ぎ木・接木ストレーザラデツキーダゼーリョ

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android