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ハクサンイチゲ

百科事典マイペディアの解説

ハクサンイチゲ

北海道,本州中北部の高山の草地にはえるキンポウゲ科の多年草。全体に白毛を疎生する。根出葉は柄があって掌状に裂ける。夏,高さ20〜40cmの花茎を出し,頂の総包葉の中心に1〜5花を開く。
→関連項目高山植物

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハクサンイチゲ
はくさんいちげ / 白山一花
[学]Anemone narcissiflora L. var. nipponica Tamura

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。地下茎は太く、短い。茎は高さ40センチメートル。茎葉は4枚が輪生し、裂片はとがる。葉柄はない。6~8月、茎の先に径約2センチメートルの白色花を1~5個開く。果実は扁平(へんぺい)な痩果(そうか)で、広い翼がある。中部地方の高山のお花畑に普通に生え、代表的な高山植物の一つである。名は、石川・岐阜県の白山(はくさん)で発見されたことにちなむ。変種エゾノハクサンイチゲは、茎葉は柄があり、裂片の先は丸い。本州北部、北海道、および樺太(からふと)(サハリン)に分布する。[門田裕一]

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世界大百科事典内のハクサンイチゲの言及

【イチリンソウ(一輪草)】より

…果実が実ることはまれである。ハクサンイチゲA.narcissiflora L.var.nipponica Tamura(イラスト)は本州の高山帯の湿った草原にふつうにみられる。根茎は直立し,白い長軟毛のある根生葉と花茎を叢生(そうせい)する。…

※「ハクサンイチゲ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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