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ハシジロキツツキ ハシジロキツツキCampephilus principalis; ivory-billed woodpecker

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハシジロキツツキ
Campephilus principalis; ivory-billed woodpecker

キツツキ目キツツキ科。全長 48~53cmで,世界最大のキツツキの一種。は名前のようにくすんだ白で,英名も「象牙色の嘴をしたキツツキ」という意味である。虹彩も白い。額は黒色だが,雄は赤色,雌は黒色の,先のとがった烏帽子形の大きな冠羽(→羽冠)をもつ。全身はほとんどが黒色だが,初列風切羽の内側の羽毛と次列風切羽が白く,留まっているときには背の後部の大きな斑となり,そこに頬線から側頸,肩,背脇を通る白い帯がつながる。19世紀にはアメリカ合衆国東南部やキューバの森林に比較的普通に生息していた。しかし,20世紀前半以後は確証のない目撃報告が断片的にあるだけで,絶滅したのではないかと考えられている。国際保護鳥(→保護鳥)に指定されている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハシジロキツツキ
はしじろきつつき / 嘴白啄木鳥
ivory-billed woodpecker
[学]Campephilus principalis

鳥綱キツツキ目キツツキ科の鳥。大形種で全長約50センチメートル。大柄の黒白模様の羽色で、雄は赤い羽冠をもつ。かつてはアメリカ合衆国南東部の広い天然林一円にすんでいたらしいが、大木や太い枯れ木のある天然林が開発されて、この鳥はほとんど姿を消してしまった。一時は絶滅したと思われていたが、1966年にテキサスで数羽が再発見されている。キューバの山地林にも少数生存しているといわれている。[浦本昌紀]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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