コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ハズリット ハズリット Hazlitt, William

6件 の用語解説(ハズリットの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハズリット
ハズリット
Hazlitt, William

[生]1778.4.10. ケントメードストン
[没]1830.9.18. ロンドン
イギリスの批評家,随筆家。父はユニテリアン派の牧師で,彼も牧師を志したが,コールリッジと知合い,文学に転じた。その間の経緯は,エッセー『詩人との最初の出会い』 My First Acquaintance with Poets (1823) に詳しい。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ハズリット(William Hazlitt)

[1778~1830]英国の批評家・随筆家。英国ロマン主義批評を代表する評論家の一人。シェークスピア劇や英国の詩人を論じた評論で知られる。著「時代の精神」「シェークスピア劇人物論」「英国詩人講義」など。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ハズリット

英国の評論家。牧師の子で画家を志したが文学に転向。コールリジワーズワースの友人。自由主義的立場で1812年ころから本格的な評論活動を開始。代表作は《シェークスピアの人物たち》(1817年)《イギリス詩人論》(1818年),随筆集《座談》(1821年―1822年)など。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ハズリット【William Hazlitt】

1778‐1830
イギリス・ロマン主義時代を代表する批評家,エッセイスト。非国教会派の牧師の息子で,はじめ画家を志したがコールリジ,ラムらの文人との交友を通じて文学の道に進み,1810年代から20年代にかけて主として自由主義的な《エジンバラ・レビュー《エグザミナー》誌によって活躍,保守的・古典主義的な《クオータリーレビュー》の論敵であった。彼は個性の強い一人一党的な性格の持主であり,バイロンシェリーを低く評価するなど必ずしも一貫してロマン派を擁護する論陣を張ったわけではないが,文学において活力gustoを何よりも重んじ,またみずからの評論でも冷静な理論より即時の感興にまかせて筆を進める傾向など,全体としてロマン主義的な自我と感情の解放の立場をとった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ハズリット【William Hazlitt】

1778~1830) イギリスの批評家・随筆家。シェークスピア劇やイギリスの詩人を論じて、イギリス・ロマン主義批評のあり方を示した。主著「シェークスピア劇の諸人物」「英国詩人講義」など。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハズリット
はずりっと
William Hazlitt
(1778―1830)

イギリスの批評家、随筆家。自由主義的傾向の強いユニテリアン派の牧師を父とし、初め聖職者、ついで画家を志したが、コールリッジ、ワーズワース、ラムとの交友から文学の道に進んだ。彼の作品は美術・演劇に関するもの、随筆の類、文学批評の3種に大別されるが、なかでも『シェークスピア劇の登場人物』(1817)、『エリザベス朝劇文学研究』(1820)などによって名声を得た。人物や人生を画家の鋭い視点から眺めた身辺雑記的小品にも捨てがたい味わいがあり、それらは『円卓』(1817)その他に収められている。イギリスで批評・雑文によって生計をたてた最初の作家であるといわれる。[前川祐一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のハズリットの言及

【シェークスピア】より

…ロマン主義批評は《シェークスピアの悲劇》(1904)の著者A.C.ブラッドリーによって集大成された。また,19世紀のシェークスピア批評は,W.ハズリットに代表されるいわゆる性格批評がその中心をなし,劇中人物の心理と行動原理が追究された。20世紀に入ると,こうした傾向に対する反動が強まり,一方においてアメリカのE.E.ストールやドイツのL.L.シュッキングらの歴史的実証主義に基づく研究,他方においてニュー・クリティシズムの一派による作品の詩的言語構造の精緻な分析に頼る批評が盛んになった。…

※「ハズリット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ハズリットの関連キーワードシモンズチェッキ批評家ロマンチシズムロマンチストロマン派神聖の森ルソーとロマン主義イギリス・ロマン派学会ドイツ・ロマン主義

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone