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ハレ(晴) はれ

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世界大百科事典 第2版の解説

はれ【ハレ(晴)】

日常的な普通の生活や状況を指すケ(褻(け))に対して,あらたまった特別な状態,公的なあるいはめでたい状況を指す言葉。日本の伝統的生活の中には,ハレ着,ハレの日,ハレの門出,ハレの場など,このような特別な状態を表現する様式が発達している。ハレ着は通常の生活で着る衣服とは異なる形や色,柄,素材をもって作られ,食事は餅や赤飯,酒などが,定められた方法や形式で料理され供される。神社など公的な場や個人の家屋も竹や常緑樹,注連(しめ)縄,幟,幕などを一定の方法で飾ることによって,その空間が〈ハレの場〉であることを表示する。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のハレ(晴)の言及

【近代社会】より

…また〈日本国〉なる課では,〈たふとき天皇ましまして,民をみること子のごとし〉と〈天皇の国〉たることを説き,天皇に帰一する国家意識の育成をはかろうとした。こうした教育こそは,国家祝祭日を国旗を出さねばならない日とみなして〈ハタ日〉と称し,日常生活の折り目をなす固有なる祝祭日を〈ハレ日〉とする感覚を生じた。このハタ日とハレ日という二重感覚こそは,ヨーロッパ君主国にならうことで〈文明の国〉たらんとした政府の施策に対し,民衆の日常生活を場とした秩序感覚を具体的に示したものにほかならない。…

【穢】より

…浄化の儀礼的手段にしても罪は祓除すなわち祓(はらい)として一種の贖い(贖物(あがもの))によるが,穢は一定期間の非日常的な謹慎のあと禊(みそぎ)すなわち水浴による清めを要する。罪と穢は共同体の日常的安定に災いをもたらす原因としても忌避されるが,とくにハレ(晴)の行事すなわち非日常的な神事にあたっては普段にも増して聖浄な状況を要するため,斎戒において罪穢は一体となって禊祓の対象となる。しかしながら穢の浄化には一定期間の忌服を要するため,神事への参与を妨げるばかりか神事の中止や延期など執行の支障をともなった例が六国史その他の記録に多い。…

※「ハレ(晴)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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