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バイキング料理 バイキングりょうり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バイキング料理
バイキングりょうり

北欧スカンジナビア半島,特にスウェーデンで行われている食事形式のスモールガス・ボールド (冷前菜の食卓) の日本における俗称。この場合多種の冷前菜 (さけの薫製,にしんの酢漬,薄切肉,アンチョビーなど) を並べ各自好みのものをとって食べる。北欧の長く厳しい冬の期間に,人々が食料を持寄って食べたことに始るといわれる。日本では,一定料金で食べ放題というセルフサービスの食事形式の代名詞とされる場合が多い。

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デジタル大辞泉の解説

バイキング‐りょうり〔‐レウリ〕【バイキング料理】

多種の料理を1か所に置き、各自が取り分けて食べる形式の料理。一定料金で客に食べ放題にさせるものとして、スウェーデンのスモーガスボードの様式を取り入れ、日本のレストランが命名。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

バイキングりょうり【バイキング料理】

大きなテーブルに多種類の料理をまとめて並べ、客が各自で好きなものを好きな分だけとり皿にとって食べる形式の料理。◇「バイキング」と略す。東京都千代田区にある帝国ホテルに1958年にできたレストラン、インペリアル・バイキングで、北欧のスモーガスボードをまねて、日本で初めてこの形式を取り入れたとされる。「バイキング」は8世紀から11世紀にかけてスカンジナビア半島やデンマークから船で海を渡ってヨーロッパ各地に侵攻したノルマン人で、この語をこの形式の料理の意で用いるのは日本での用法。レストランの開業時、当時公開されていたアメリカ映画「バイキング」のなかの船上で食べ放題というシーンに着想を得て、帝国ホテルの社内公募により名づけられたという。

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大辞林 第三版の解説

バイキングりょうり【バイキング料理】

多種類の料理を食卓に並べ、客が自分で好みのものを皿に取り分けて好きなだけ食べる形式の料理。スウェーデンのパーティー料理の形式を取り入れ、日本で命名したもの。 → スモーガスボード

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バイキング料理
ばいきんぐりょうり

各種の料理を大皿盛りにしてテーブルに並べ、各自取り分ける様式の料理。日本特有の宴会用料理で、一定料金で好みの品を食べほうだいという形をとり、ホテルやレストランで供される。この料理はスウェーデン料理のスモーガスボードsmrgsbordに由来している。これは、料理を持ち寄っての会食に始まり、16世紀のころから定着した宴会料理である。このスモーガスボードの様式に、北欧で有名なバイキングViking(8~11世紀にヨーロッパで交易・海賊行為を行ったノルマン人)の名をつけて、バイキング料理とした。最初に供したのは帝国ホテルで、1958年(昭和33)である。料理は冷製、温製を取り混ぜ、また、魚料理、肉料理、デザート、飲み物まで広く取り合わせる。洋風料理以外に中国料理を用いた中華バイキング、和食バイキング、ホテルの朝食バイキングやケーキバイキングなどもある。食べるときのマナーとしては、皿には食べられる量をとること、料理の味が混ざらない程度に取り分けることである。[河野友美]

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