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バイコロジー bycology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バイコロジー
bycology

自転車利用の復活現象をいう。自転車は自動車普及道路の危険増加から一時すたれていたが,手軽さ,スポーツ,健康の点から見直されるようになり,排出ガス交通渋滞,事故,エネルギー浪費など自動車に対する反省が底流に存在したこともあって幅広く利用されるようになった。またマウンテンバイクなど新たなスポーツタイプの自転車も製品開発されるなど,自転車利用が見直されている。しかし,駅前の広場や道路が自転車で占領されるという社会問題も発生させ,駐輪場整備など都市計画に新たな課題を供している。

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デジタル大辞泉の解説

バイコロジー(bicology)

《bicycle(自転車)とecology(生態学)の合成語》自動車をやめ、自転車に乗ることで大気汚染を防止して自然を守り、人間性を回復しようとする運動。

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知恵蔵miniの解説

バイコロジー

自転車の利用により環境に寄与し人間性を回復しようとする活動のこと。bike(バイク)とecology(エコロジー)の合成語で、1971年、米国で市民運動として提唱された。日本では翌72年に、財団法人日本自転車普及協会を中心とした21の公益団体などにより「バイコロジーをすすめる会」が設立され、2014年現在、全国に30以上の地方組織をもつまでに拡大。自転車を安全かつ快適に利用できる環境作りを目的とし運動を展開している。

(2015-6-2)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バイコロジー
ばいころじー
bicologybike-cology

自転車bicycle, bikeと生態学(エコロジーecology)の合成語。1971年、アメリカで始まった市民運動で、大気汚染を生む自動車を追放し、自転車に乗って自然を守り、人間性を回復しようというもの。日本にもたちまち広がり、73年(昭和48)には交通遺児たちが1台の自転車「赤トンボ号」を乗り継ぎながら約3か月で日本列島を一周し、自動車がもつ資源蚕食、環境汚染、人間破壊などの原罪を告発した。自動車は、先進国、途上国ともに増加の一途をたどっているが、地球温暖化を防ぐ方法としてふたたび自転車専用道の建設やバイコロジーが見直されるときがくるのは必至である。[玉井義臣]

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