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チリ中部,第5地域の主都,同国最大の港市。人口28万5512(2004)。1536年建設。植民地時代は貿易が制限されていたため港としての発展はしなかったが,19世紀初頭の独立後チリの経済発展にともない急速に発展した。現在は,首都サンチアゴ市とその周辺地帯の外港として対外貿易の中心地であるだけでなく,繊維,皮革,食品加工,化学工業など工業地帯を擁し,また漁業も盛んである。首都とは鉄道のほか整備されたハイウェーで結ばれており(120km),またアルゼンチンのメンドサに通ずるアンデス横断鉄道の起点でもある。市は港の周辺の湾をかこむ半円形の丘陵斜面から丘陵上へと発達している。二つの大学もあり文化の中心地でもある。1906年の大震災後の復興により,近代都市が建設されたが,港に続く低地が限られているところから,近年では隣のビニャ・デル・マール市に住んで通勤する者も多い。
執筆者:細野 昭雄
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南アメリカ、チリ中央部の第5地域(バルパライソ。人口154万2492。2002国勢調査速報値)の首都。人口27万0242(2002国勢調査速報値)。サンティアゴとその周辺地域の外港で、チリ最大の港湾都市である。サンティアゴとは鉄道で結ばれるほか、途中の海岸山脈を抜ける最短距離(120キロメートル)にハイウェーがある。またアルゼンチンのメンドサに通じるアンデス横断鉄道の起点でもある。商業・貿易都市であるとともに、繊維、皮革、食品加工、化学などの工業地帯を擁し、漁業も盛んである。市街は、港の周辺の湾を囲む半円形の丘陵斜面から丘陵上へと発達しており、急斜面の所には小型のケーブルカーが設けられている。文化の中心地でもあり、バルパライソ大学、サンタ・マリア工科大学などがある。1906年の大震災後の復興により、今日の近代都市が建設されたが、港に続く低地が限られているため、近隣のリゾート都市ビニャ・デル・マルの住宅地に居住して、そこから通勤する者も多い。
[細野昭雄]
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…竜か悪魔をふみつけていることが多い。バルバラ,アレクサンドリアのカタリナと3人で描かれることもある。祝日は7月20日(東方では7月17日)。…
※「バルパライソ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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