コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

バルーチスターン

百科事典マイペディアの解説

バルーチスターン

バローチスターンとも。パキスタン南西部からイラン南東,アフガニスタン最南部にまたがる地方。名は〈バルーチ人の地〉を意味し,パキスタンではバルーチスターン州(651万1000人,1998。
→関連項目クエッタサイクス

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

バルーチスターン【Balūchistān】

パキスタン南西端からイラン南東端にかけて広がる高原地帯。地名は居住民バルーチ族に由来する。両国国境をまたぐ海岸部はマクラーンの名で呼ばれる。パキスタン側ではバルーチスターン州(1983年推定人口461万,州都クエッタ)を構成し,北はチャーガイ山脈およびアフガニスタンとの国境,東はほぼスライマーン山脈とキルタール山脈,南はアラビア海によって画される。イラン側では北はケルマーン州およびシースターン地方,西はバシャーゲルド山塊,南はオマーン湾を境界としている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バルーチスターン
ばるーちすたーん
Balchestn

イラン南東部のバルーチスターン州からパキスタン南西部のバルーチスターン州にまたがる火山地域をさすが、正確な領域はさだかでない。バルーチスターンとは「バルーチの土地」の意で、イラン系のバルーチ人の中心地である。彼らはイスラム教スンニー派教徒で、イラン語系バルーチ語を話す。サルダールとよばれる首長を中心に、つねに中央政府からの独立を指向し、現在も定住政策に反して半数が遊牧生活を送っている。[香川優子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

バルーチスターンの関連キーワードスライマーン[山脈]インド・イラン語派世界のおもな局地風ボーラーン[峠]スライマン山脈バルキテリウムパシュトゥーンザーヘダーンバルチスタンインダス文明ムンディガクドラビダ語族新石器時代ボーラン峠チベット語石製容器カナートウリアルハメネイシンド人