バンダ諸島(読み)バンダしょとう(英語表記)Kepulauan Banda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バンダ諸島
バンダしょとう
Kepulauan Banda

インドネシア,マルク (モルッカ) 諸島南部の島群。セラム島南方のバンダ海上にある約 10の小島から成る。火山起源で,グヌンガピ島には活火山がある。 17世紀にオランダ東インド会社がナツメグの栽培を強制,それに抵抗して先住民は絶滅し,付近の島から連行された奴隷によってプランテーション農場が開かれた。ナツメグの原産地とされる。自給用のキャッサバのほか,チョウジココヤシ,熱帯果樹が栽培され,周辺はエビの好漁場。キリスト教徒が多い。面積 40km2。人口約1万 5000。

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デジタル大辞泉の解説

バンダ‐しょとう〔‐シヨタウ〕【バンダ諸島】

Kepulauan Banda》インドネシア東部、モルッカ諸島南部の諸島。セラム島の南約100キロメートルに位置し、主島バンダロンタール島をはじめ、グヌンアピ島、バンダナイラ島などの火山性の小島が点在する。ニクズク丁子(ちょうじ)などの香料を産する。スキューバダイビングの名所としても知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バンダ諸島
ばんだしょとう
Kepulauan Banda

インドネシア東部、モルッカ諸島南部の小島群。バンダ海の北東部、セラム島の南110キロメートルに位置する。主島のバンダロンタールBandalontar島をはじめグヌン・アピGunnung Api、バンダナイラBandanairaなど10の火山性の島々からなる。面積42平方キロメートル。主島は丘陵性の地形をなし、標高520メートルのグヌン・ガピ火山がそびえる。ニクズクの産地として有名で、ほかにチョウジ、ココヤシ、ナツメグなどの熱帯果実や香料を産する。住民はマレー系種族が大部分を占める。中心都市はバンダナイラ。[上野福男]

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