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バンバラ族 バンバラぞくBambara

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バンバラ族
バンバラぞく
Bambara

バンマナ族 Banmanaともいう。マリニジェール川上流域に住むマンデ諸族の一民族。人口約 270万と推定される。定着農耕民で家畜を飼育しているが,諸階級に分れた技能者がいる。父系相続で,各集団の長はファマと呼ばれ,農耕の祭儀を司る。特殊な抽象的概念や宇宙論をもち,木や金属の宗教的彫刻が発達している。 12世紀頃からマリ帝国内のニジェール川上流地域に住み,17世紀にはセグー,ベルドゥグ王国を建設していたが,王国は 1861年イスラムの導師エル・ハジ・オマルに倒され,76年以降フランス領,1960年マリ共和国の一部となった。

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世界大百科事典 第2版の解説

バンバラぞく【バンバラ族 Bambara】

西アフリカ,マリ共和国の西半分の地域に居住するマンデ系の農耕民。人口約170万で,マリでは最も大きな部族である。バンバラ語は言語的には,マリンケ族,デュラ族などの言語とマンデ語群を形成している。マンデ語群は西アフリカハウサ語とならび広い分布をもっている。マリにおいても,マンデ諸族は人口の半ば以上を占めており,バンバラ語はフルフルデ(フルベ)語,ソンガイ語,タマシェク語(トゥアレグ族の言語)とともに国語に指定されている。

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世界大百科事典内のバンバラ族の言及

【マリ】より

…マンデ系の言語は,西アフリカのハウサ語や,東アフリカのスワヒリ語に匹敵する大きな言語人口を持つ。マリ国内のマンデ諸族Mandeには,バンバラ族(166万),ソニンケ族Soninke(サラコレ族Sarakole)(42万),マリンケ族(30万),カソンケ族Khassonkeなどの農耕民や,交易に従事するデュラDyula商人が含まれる。そのほか,大西洋側語群,ボルタ語群など言語系統の異なる部族のなかで有力なのは,中部のニジェール川が形成する内陸デルタ地域に居住するフルベ(フラニ,プール)族(55万),南部に住むセヌフォ族(43万),東部のニジェール川の大湾曲部に住むソンガイ族(30万),バンディアガラ山地に住むドゴン族(24万),北部の砂漠を生活の舞台とするトゥアレグ族や,その南のサヘル地帯に住むモール族Maureなどである。…

※「バンバラ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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