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バーン・ジョーンズ バーンジョーンズ

百科事典マイペディアの解説

バーン・ジョーンズ

英国の画家。バーミンガム生れ。ラファエル前派の一人。ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティに絵を学び,ボッティチェリやアンテーニャなどの14世紀イタリアの画家を研究した。線描に重きを置く独特の様式はアール・ヌーボーに大きな影響を与えた。代表作に《黄金の階段》(1880年,ロンドン,テート・ギャラリー蔵),連作《いばら姫》(1873年―1890年,バスコット・パーク,ファリンドン・コレクション・トラスト蔵)などがある。また,ウィリアム・モリスに協力してステンド・グラスやケルムスコット版《チョーサー著作集》(1896年)の挿画なども手がけている。
→関連項目郡山市立美術館

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バーン・ジョーンズ
ばーんじょーんず
Sir Edward Coley Burne-Jones
(1833―1898)

イギリスの画家、デザイナー。バーミンガムに生まれ、聖職者を志してオックスフォードのエクセター・カレッジに入学。そこで生涯の友ウィリアム・モリスと出会う。その後、ロセッティの作品に強い感銘を受け、画家になる決意を固めた。初期の作品にはその影響が強く表れているが、1859年から数度にわたるイタリア旅行でボッティチェッリやマンテーニャの作品に傾倒。アーサー王伝説やギリシア神話に取材した夢幻的な作品を制作し、後期ラファエル前派の代表的な画家となった。またモリス商会のために、ステンドグラスやタペストリーの下絵を手がけ、モリス創設の印刷所ケルムスコット・プレスの挿絵も描いた。ロンドンに没。[谷田博行]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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