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パワーハラスメント パワーハラスメント

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大辞林 第三版の解説

パワーハラスメント

power+harassment〕
職場内の人間関係において発生する、いじめや嫌がらせ。上司が部下に対して行うものや、高い職能をもつ者がそうでない者に対して行うものなど。パワハラ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

パワーハラスメント

厚生労働省は「職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与える、または職場環境を悪化させる行為」と定義。暴行や脅迫、仲間外しなどの行為のほか、能力を超えたり、程度の低い業務の強制、私的なことへの過度な立ち入りなど、具体的に六つに類型化した。「上司から部下」だけでなく、「同僚間」や「部下から上司」にも起こりうるとした。

(2013-04-17 朝日新聞 朝刊 茨城 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パワーハラスメント
ぱわーはらすめんと

職場でのいじめや嫌がらせ行為の総称。パワハラと略してよばれることが多い。法令や判例などによる定着した定義はないが、厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」は、職場のパワーハラスメントを「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義している。
 メンタルヘルスの研修・コンサルティング会社、クオレ・シー・キューブ代表取締役の岡田康子(1954― )が提唱した概念とされる。適用基準があいまいなため、セクシュアル・ハラスメントに関する判断基準(状況、場所、加害者の地位、当事者間の関係、継続・反復性、被害者の対応、共謀関係など)に照らして判断されることが多い。職場だけでなく、職務の延長とみなされる場での行為も該当する。上司だけでなく、同僚が集団で無視するなどの行為も該当する。口頭以外にメール、電話、手紙を使ってのいじめや嫌がらせ、机をたたく、ゴミ箱をける、相手に仕事を与えないなどの行為もパワーハラスメントにあたる。加害者は名誉毀損(めいよきそん)、侮辱罪の刑事責任を問われる場合があり、民法の不法行為や労働契約違反も成立することがある。加害者を雇用している企業がパワーハラスメントを放置した場合、職場環境調整義務違反に問われ、加害者やその上司への懲戒処分などが求められる。加害者に自覚がなく指導と思いこんでいるケースが多く、対処法としては、記録を残し、行政機関など外部への告発が有効とされる。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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