朝日新聞掲載「キーワード」の解説
(2013-04-17 朝日新聞 朝刊 茨城 1地方)
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
職場でのいじめや嫌がらせ行為の総称。パワハラと略してよばれることが多い。法令や判例などによる定着した定義はないが、厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」は、職場のパワーハラスメントを「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義している。
メンタルヘルスの研修・コンサルティング会社、クオレ・シー・キューブ代表取締役の岡田康子(1954― )が提唱した概念とされる。適用基準があいまいなため、セクシュアル・ハラスメントに関する判断基準(状況、場所、加害者の地位、当事者間の関係、継続・反復性、被害者の対応、共謀関係など)に照らして判断されることが多い。職場だけでなく、職務の延長とみなされる場での行為も該当する。上司だけでなく、同僚が集団で無視するなどの行為も該当する。口頭以外にメール、電話、手紙を使ってのいじめや嫌がらせ、机をたたく、ゴミ箱をける、相手に仕事を与えないなどの行為もパワーハラスメントにあたる。加害者は名誉毀損(めいよきそん)、侮辱罪の刑事責任を問われる場合があり、民法の不法行為や労働契約違反も成立することがある。加害者を雇用している企業がパワーハラスメントを放置した場合、職場環境調整義務違反に問われ、加害者やその上司への懲戒処分などが求められる。加害者に自覚がなく指導と思いこんでいるケースが多く、対処法としては、記録を残し、行政機関など外部への告発が有効とされる。
[編集部]
「パワー・ハラスメント/パワハラ」のページをご覧ください。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
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