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ヒト科 ヒトか Hominidae

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒト科
ヒトか
Hominidae

動物分類学上ヒトを含む分類名。ヒトの分類には種々の説があるが,ホモ・サピエンス (新人および旧人) ,ホモ・エレクトゥス (原人) ,猿人群を呼ぶアウストラロピテクス類 (猿人) をすべて包括してヒト科とする場合が多い。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

ヒト科

チンパンジーとの共通祖先より後の全ての進化段階の人類を含む分類群を、ヒト科とするか、それより下位のヒト族とするかは見解が分かれる。両者とも、いわゆる猿人にあたるサヘラントロプス属(サヘル地域の人)、オロリン属(最初の人)、アルディピテクス属(地上のサル)、アウストラロピテクス属(南のサル)、パラントロプス属(副人)、ケニアントロプス属(ケニア人)と、いわゆる原人・旧人・新人にあたるヒト(ホモ)属を含む。ヒト属はホモ・ハビリス(器用な)、ホモ・ルドルフェンシス(ルドルフ湖の)、ホモ・エルガステル(働く)、ホモ・エレクトス(直立した)、ホモ・アンテセソール(開拓者)、ホモ・ハイデルベルゲンシス(ハイデルベルク市)、ホモ・ネアンデルターレンシス(ネアンデル谷)、ホモ・フロレシエンシス(フローレス島)、ホモ・サピエンス(賢い)の9種を含む。現生のヒト(種)はホモ・サピエンスである。ヒト科(族)の共通特徴は直立二足歩行と犬歯の退化であり、ヒト属の特徴は、ホモ・フロレシエンシスでは例外もあるが、長い脚による二足歩行の完成、器用に動く手指、小さな顔と歯、大きな脳、成長の長期化、道具の製作と使用。ヒト(種)の特徴は抽象的な思考能力と言語の発達であり、それらが今日の文化を築いた。

(馬場悠男 国立科学博物館人類研究部長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

ひと‐か〔‐クワ〕【ヒト科】

霊長目分類群の一つ。ヒト亜科オランウータン亜科に分かれる。
[補説]ヒト亜科にはヒト属のほかにゴリラ属チンパンジー属が含まれる。

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