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ヒルガオ(昼顔) ヒルガオCalystegia japonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒルガオ(昼顔)
ヒルガオ
Calystegia japonica

ヒルガオ科の多年草で,アジア東部の温帯に広く分布する。日本各地の原野や路傍に普通に自生する。地下茎は白く,長く地下を横に走る。地上茎はつるで他物にからむ。葉は長い柄で互生し,長楕円状披針形で長さ 10cmに及ぶ。夏に,葉腋から長い花柄を出し,淡紅色で漏斗状の花をつける。昼間開花するのでヒルガオの名があり,類似の種としてコヒルガオ (小昼顔) があるが後者は全体に小型であるばかりでなく,葉の耳の部分が本種よりも外方に向って飛出している。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヒルガオ【ヒルガオ(昼顔) bindweed】

ヒルガオ科の夏緑の多年草で,アサガオに似た花を昼間に開く(イラスト)。地下に肉質の根茎を有し,それより細い,他物に巻きつくつるを伸ばす。葉は互生し,長柄に長さ6cmほどの長卵状ほこ形の葉身をつける。盛夏に,葉腋(ようえき)から出る長さ5~10cmの花梗に淡紅色の漏斗状花を単生する。萼片は5枚で,その基部に2枚の発達した苞葉がある。花冠は浅く5裂し,朝に開き午後にしぼむ1日花で,径約6cm。耕地の路傍や河川敷などの人里的な場所に多く,日本から東アジアの温帯に広く分布する。

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