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ビューフォート Beaufort, Sir Francis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビューフォート
Beaufort, Sir Francis

[生]1774.5.7. ミーズ,フラワーヒル
[没]1857.12.13.
イギリスの海軍軍人,気象学者,海洋学者。天気を英字の符号で示す方法や,風力の測定のためのビューフォート風力階級表(1805)を考案した。1807年にラプラタ河口を,1911~12年に小アジア南岸を調査,測量。1929~55年海軍の水路測量に従事した。1946年に海軍少将になり,1948年,バス上級勲爵士に叙せられる。ロイヤル・ソサエティおよび天文学協会会員。

ビューフォート
Beaufort

アメリカ合衆国,サウスカロライナ州南部の都市。野菜,エビ,カキの缶詰加工業が発達。同州第2の古都で,良港に恵まれ,保養および観光の地。人口 9576 (1990) 。

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百科事典マイペディアの解説

ビューフォート

英国の海洋学者,気象学者。1787年海軍に入り数々の海戦に従い,のち海軍水路部員。風力に関するビューフォート風力階級,天気のビューフォート記号の提案を通じて,気象通報ならびに総観気象学の発展に貢献した。
→関連項目ビューフォート風力階級

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大辞林 第三版の解説

ビューフォート【Francis Beaufort】

1774~1857) イギリスの軍人。海軍で水路研究を行うとともに、帆船に及ぼす風の効果を基として風力階級を考案した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ビューフォート
びゅーふぉーと
Sir Francis Beaufort
(1774―1857)

イギリスの海洋・気象学者、海軍少将。1787年海軍に入り、1805年には測量艦ウールウィッチWoolwichの艦長としてギリシア諸島の沿岸を測量、1829年から26年間にわたって水路監を務めた。業績としてもっとも有名なのは、ビューフォート風力階級として現在使われているの尺度を考案したことである。現在は地表の地物の状態や海面の波浪などを目安として見積もられているが、ビューフォートが初めにこれを考案したときは、帆船の風に対する状態として決められたのであった。すなわち、風力1は舵(かじ)がかろうじて効く程度の微風速、風力2~4は、当時の軍艦がすべての帆を上げて走るとき、風力2は1~2ノット、風力3は3~4ノット、風力4は5~6ノットの船足(ふなあし)に相当した。また風力5~9は帆の張り方によって決められたものである。1806年の航海日記に彼はこの階級で風力を書き込んだので、この年がビューフォート風力階級の始源の年となる。風力階級は、1838年からイギリスの海軍ではっきりした定義づけのもとに広く使われるようになった。[根本順吉]

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