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フィロラオス フィロラオスPhilolaos

4件 の用語解説(フィロラオスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フィロラオス
フィロラオス
Philolaos

前5世紀後半頃在世のギリシアピタゴラス学派の哲学者。南イタリアタレンツムあるいはクロトンの生れ。ソクラテスと同時代者で,シミアス,ケベス,アルキュタスは彼の弟子。ピタゴラス主義を初めて体系化した人ともいわれる。

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百科事典マイペディアの解説

フィロラオス

前5世紀中葉の古代ギリシアの哲学者。ピュタゴラス学派に属し,地球と〈対地球〉は中心火の周囲を回転すると説いたとされ,コペルニクス以降の宇宙論に影響を与えた。

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世界大百科事典 第2版の解説

フィロラオス【Philolaos】

前5世紀中ごろに活躍したギリシア哲学者。生没年不詳。ピタゴラス学派に属し,ピタゴラスの死後,ギリシア各地に赴いて師の哲学を伝える。その弟子アルキュタスを通じて,プラトンの哲学にも深い影響を与えた。1,2,3,4の合計からなる10の数(テトラクテュス)から万有の生成変化を説いた。一説には五つのプラトン立体(正多面体)を発見したと伝えられ,また宇宙に〈中心火〉を想定する独自な宇宙論を案出したのも彼の功績だといわれている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フィロラオス
ふぃろらおす
Philolos
(前470ころ―?)

古代ギリシアの哲学者。南イタリアの町クロトン(あるいはタラス)に生まれる。代表的なピタゴラス学徒。ピタゴラスの霊魂論、数論、天体論などを発展させ、たとえば、肉体は霊魂の墓であるという説(ソーマ・セーマ説)を唱えたり、5種類の正多面体に構成要素(火、土、空気、水、アイテール〔?〕)を割り振ったり、「万物のかまど」「ゼウスの家」とよばれる中心火の周りを地球を含む10個の天体が回っていると考えたりした、と伝えられる。プラトンがフィロラオスの著作を剽窃(ひょうせつ)して『ティマイオス』を書いたとする伝承は有名である。[鈴木幹也]

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