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フェズ fez

翻訳|fez

デジタル大辞泉の解説

フェズ(fez)

トルコや中近東諸国の人々がかぶっている帽子。ちょうどバケツを伏せたような形でつばなしが特徴。トルコ帽。

フェズ(Fez)

モロッコ北東部の都市。9世紀、イドリス朝時代に首都が置かれ、13世紀以降、マリーン朝時代に宗教と学問の中心地として発展した。城壁に囲まれた旧市街フェズ‐エル‐バリには、カラウィンモスクのほか、ブーイナニアマドラサアッタリーンマドラサなどのイスラム教神学校がある。密集する建物の間を縫うように狭い通路が走る迷宮都市として有名で、1981年、「フェズ旧市街」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。フェスファス

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フェズ

トルコ帽」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フェズ
ふぇず
Fez

北アフリカ、モロッコ中北部の古都。首都ラバトの東200キロメートル、リフ山脈と中アトラス山脈の間の盆地にある。人口77万4754(1994)。大西洋岸とアルジェリアを結ぶ東西の通路と、タンジールとサハラ地方を結ぶ南北の通路とが交わる交通の要衝に位置する。何度も首都としてマグレブ地方のイスラム文化の中心地になり、古い寺院など名所、旧跡が多い。市域は成立時期により3地域に大別される。9世紀イドリース王朝の首都となった古いフェズ(フェズ・アルバリ)は、フェズ川沿岸の斜面に広がり、壮麗なカラーウィン・モスク、イスラム神学校(マドラサ)群、市場などがある。この地域は1981年に世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。その南西には13世紀マリーン王朝により建設された新しいフェズ(フェズ・アルジェディード)があり、王宮や旧ユダヤ人街などがある。丘の上には20世紀のフランス植民地時代につくられた整然としたヨーロッパ風市街地がある。国の内外から観光客が訪れ、交通は鉄道のほか空港もある。[藤井宏志]

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世界大百科事典内のフェズの言及

【フェス】より

…同名県の県都。アラビア語でファースFās,また一般にはフェズともよばれる。人口56万4000(1993)。…

※「フェズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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