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フェルセン Fersen, Fredrik Axel, Greve av

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フェルセン
Fersen, Fredrik Axel, Greve av

[生]1719.4.15. ストックホルム
[没]1794.4.24. ストックホルム
スウェーデンの軍人,身分制議会議員。伯爵。ハット党 (→キャップ党・ハット党 ) の指導者。当時政権をとっていたキャップ党に反対しグスタフ3世と結ぶにいたったが,その絶対王政に失望,政治から身をひいた (1789) 。

フェルセン
Fersen, Hans Axel, Greve av

[生]1755.9.4. ストックホルム
[没]1810.6.20. ストックホルム
スウェーデンの軍人,外交官。伯爵。 F.フェルセンの子。フランス軍に勤務,アメリカ独立戦争の際,アメリカに派遣された。マリ・アントアネットと親しく,フランス王家と親交を結び,革命下にあって王家の逃亡を手配し (1791) ,のち反革命同盟軍の結成に従事。帰国後,王位継承者クリスティアン・アウグスツスの急死に責任があると疑われ,葬儀中を群衆に襲われて落命。

フェルセン
Velsen

オランダ北西部,ノールトホラント州の都市。アムステルダムの北西約 18km,アムステルダムと北海を結ぶ北海運河の河口付近に位置する。河口のアイモイデン,サントポールトなどは市域の一部を形成。運河の下をフェルセン・トンネルによって鉄道,道路が通じている。オランダの鉄鋼業の中心地で,冶金,化学,製紙などの工業も行われる。運河北岸のベフェルワイクと連接して大都市圏を形成。人口6万 1506,大都市圏 13万 628 (1992推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

フェルセン【Hans Axel von Fersen】

1755‐1810
スウェーデンの伯爵,陸軍元帥。フランス軍の将校としてアメリカ独立戦争に従軍,帰仏後国王の外交官としてフランス事情を本国に伝え,その間マリー・アントアネット王妃の愛人となり,1791年のフランス王家の亡命を画策したが失敗した。帰国後99年にウプサラ大学学長に任命され,1810年,皇太子が急死,毒殺されたとの噂が広まり,その嫌疑をかけられ,皇太子葬儀に参列した際,暴徒化した群集に殺された。【清原 瑞彦】

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