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フォンターネ フォンターネ Fontane, Theodor

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フォンターネ
フォンターネ
Fontane, Theodor

[生]1819.12.30. ノイルピーン
[没]1898.9.20. ベルリン
ドイツの詩人,小説家,劇評家。フランスから亡命したユグノー派の家系に生まれ,薬剤師を経てジャーナリストとなる。後期リアリズム抒情詩や『男たちと英雄たち』Männer und Helden(1850)や『バラーデン』Balladen(1861)などの物語詩(→バラード)で好評を得たのち,59歳で最初の小説『嵐の前』Vor dem Sturm(1878)を発表。

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デジタル大辞泉の解説

フォンターネ(Theodor Fontane)

[1819~1898]ドイツの小説家。ベルリンの市民生活を写実的に描き出した。作「嵐の前」「エフィ=ブリースト」「シュテヒリン湖」など。

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百科事典マイペディアの解説

フォンターネ

ドイツの小説家。薬剤師になり,その後新聞記者を長く務め,59歳で最初の長編《嵐の前》を発表した。《迷路》《エフィ・ブリースト》その他,市井の小事件や人物の運命を写実的に描きながら,その小さな波紋をとおして歴史的事件や社会的問題の本質を的確にとらえている。

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世界大百科事典 第2版の解説

フォンターネ【Theodor Fontane】

1819‐98
ドイツ写実主義の小説家。ベルリンの北西約50kmのノイルピンのユグノーの家庭に生まれる。最初父と同じ道を選び,薬剤師となったが,ベルリンで三月革命を体験,これを契機にジャーナリストになる決意をし,1855年から4年間プロイセン政府の新聞局記者としてロンドンに駐在した。帰国後も《クロイツ新聞》の編集に携わり,また《フォス新聞》の劇評欄をも担当,ジャーナリストとしての活躍が続いた。1844年文人クラブトンネル〉に入会のころからすでに物語詩の創作を試み,イギリススコットランドの詩文学を研究してその影響を受け,《詩集》(1851),《物語詩》(1861)を発表していたが,本格的な作家活動に入ったのは50歳も半ばを過ぎてからであった。

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大辞林 第三版の解説

フォンターネ【Theodor Fontane】

1819~1898) ドイツの小説家。主としてベルリンの生活を描き、写実主義から自然主義への懸け橋的役割を果たす。代表作「迷い、もつれ」「エフィ=ブリースト」「シュテヒリーン」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フォンターネ
ふぉんたーね
Theodor Fontane
(1819―1898)

ドイツの市民的リアリズムを代表する小説家。プロイセンの首都ベルリンに近いノイルピンでフランス系亡命新教徒(ユグノー)の家に生まれる。父の生業を継いで薬剤師となったが、早くから文学に志し、『物語詩集』(1861)、『マルクブランデンブルク周遊記』全四巻(1862~82)など、詩人・ジャーナリストとして少なからぬ収穫をあげたのち、59歳という高齢になって長編歴史小説『嵐(あらし)の前』(1878)で小説家として登場した。以後刊行された長短16編の小説は、大部分が作者と同時代、19世紀後半の社会と人間をとらえたもので、なかでもベルリンとその周辺を舞台とする作品が優れている。比較的短い『不貞の女』(1882)、『セシール』(1887)、『迷誤』(1888)、『スティーネ』(1890)、および長大な『ジェニー・トライベル夫人』(1892)、『エフィ・ブリースト』(1895)、『シュテヒリン湖』(1898)などである。しばしば男女関係の不均衡とその破綻(はたん)を扱いながら、貴族(ユンカー)、商工業者、庶民、インテリといった多彩な登場人物が交わす機知あふれる会話のなかで、プロイセン=ドイツの現実が抱える矛盾を重層的にえぐり出しているのが特徴で、その作風には現代文学への架橋という点でも注目すべきものがある。[立川洋三]
『立川洋三訳『シュテヒリン湖』(1984・白水社)』

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