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ヘパトーマ ヘパトーマ hepatoma

4件 の用語解説(ヘパトーマの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヘパトーマ
ヘパトーマ
hepatoma

ヘパトームともいう。肝腫,肝癌。肝臓に原発する癌のうち,肝細胞に由来するもので,山極勝三郎の命名による。組織構造は肝実質の構造に似ており,基質は血液を満たした血液腔となっている。肝硬変を起している肝臓に発生することが多い。

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百科事典マイペディアの解説

ヘパトーマ

肝細胞癌ともいう。肝臓に原発する癌腫(がんしゅ)のうち肝細胞に由来するもの。若年者はヘパトーマで初発することが多いが,高年者では肝硬変の基礎の上に発するものが多い。

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栄養・生化学辞典の解説

ヘパトーマ

 (1) 肝臓のがん.(2) 肝細胞がんともいう.肝臓に原発するがんの一種.

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヘパトーマ
へぱとーま
Hepatomドイツ語
hepatoma英語

原発性肝癌(がん)のうち、肝細胞に由来する癌のことで、1911年(明治44)山極(やまぎわ)勝三郎により、胆管上皮由来の癌であるコランジオーマcholangiomaとともに命名され、一般化した。肝細胞に似た細胞からなる上皮性悪性腫瘍(しゅよう)で、肝硬変が併存することが多い。進行すると肝内に種々の大きさの腫瘤(しゅりゅう)を形成し、出血、変性、壊死(えし)をきたす傾向が強い。肉眼的外観は結節型、塊状型、びまん型に分類され、割面の色調は白色、黄色、暗赤色、緑色など多彩である。組織学的には索状型、偽腺管(ぎせんかん)型、充実型、硬化型に分類され、肉眼的に単一な腫瘍でも、組織像は多彩であることが多い。[菅原克彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のヘパトーマの言及

【肝臓癌】より

…また,特殊な原発性悪性腫瘍として乳幼児にみられる肝細胞芽腫hepatoblastomaがある。
[肝細胞癌]
 従来,ヘパトーマhepatomaといわれていたもので,肝臓癌の大半はこれに属する。癌組織は肝細胞に類似する腫瘍細胞から構成され,肝硬変に合併することが多い。…

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