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ベックリン ベックリン Böcklin, Arnold

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベックリン
ベックリン
Böcklin, Arnold

[生]1827.10.16. バーゼル
[没]1901.1.16. フィレンツェ近郊フィエーゾレ
スイスの画家。 1845~47年ジュッセルドルフ美術学校に学んだのち,ジュネーブの A.カラムに師事。 48年パリに旅行,50~57年ローマに滞在。 58~61年ワイマールの美術学校で教え,66年まで再びローマで過した。

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デジタル大辞泉の解説

ベックリン(Arnold Böcklin)

[1827~1901]スイスの画家。すぐれた色彩感覚と詩的想像力で神話や幻想の世界を描いた。作「死の島」など。

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百科事典マイペディアの解説

ベックリン

スイスの画家。バーゼルに生まれ,ミュンヘンチューリヒ,フィレンツェなどで活動。古代神話に取材した独特の作風を樹立し,ロマン主義新古典主義に新生命を吹き込み,幻想と神秘に満ちた象徴主義的世界を展開した。
→関連項目キリコマレースレーガー

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世界大百科事典 第2版の解説

ベックリン【Arnold Böcklin】

1827‐1901
スイスの画家。バーゼル生れ。ドイツ,スイス,ベルギーフランスイタリアの各地で学び,ドイツ・ロマン派から新古典主義,イタリアの古典的芸術までさまざまな要素を吸収。それらをもとに独特の象徴主義的画風を確立した。古代的主題,神話的主題を好んで取り上げたほか,代表作《死の島》(1880)などのように,神秘的な風景の中に象徴的人物を配した作品も多い。主としてイタリアに暮らすことが多かったが,F.vonシュトゥック,F.ホドラー,M.クリンガーなど19世紀末のドイツやスイスの象徴主義に与えた影響は計り知れないほど大きい。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベックリン
べっくりん
Arnold Bcklin
(1827―1901)

スイスの画家。10月16日バーゼルに生まれ、1845年デュッセルドルフ美術学校のJ・W・シルマーについて学ぶ。以後アントウェルペンブリュッセル、そしてジュネーブでは風景画家カラムAlexandre Calame(1810―64)のもとで修業。48年のパリ旅行から各地を巡り、50~57年ローマに滞在。ここで風景と神話に取材した作品を制作する。59年ミュンヘンで催した作品展で『葦(あし)のなかのパン』(ミュンヘン、ノイエ・ピナコテーク)が物議を醸す。60~62年ワイマール美術学校で教えるが、再度イタリアに赴く。その後バーゼル、ミュンヘン、チューリヒに2、3年ずつ滞在した以外はフィレンツェで過ごし、1901年1月16日同近郊のフィエーゾレで死去。彼は風景画から出発して神話に由来する象徴、幻想の画風に移り、印象派とは対極的な世界を開拓した。『死の島』(1880・バーゼル美術館)などのほか自画像も多く、『死と一緒の自画像』(ベルリン、ナショナル・ギャラリー)はこの分野の代表作である。[野村太郎]

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