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ホイアン

百科事典マイペディアの解説

ホイアン

ベトナム,ダナン南方30kmの小港町。旧名フェイフォFai fo。会安,坡舗とも書く。1535年ポルトガルが貿易拠点とし,16世紀末から南洋日本人町が作られ朱印船貿易に伴って急速に発展,元和・寛永ごろ最盛に達した。

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デジタル大辞泉の解説

ホイ‐アン(Hoi An)

ベトナム中部、クアンナム省の都市。同省の省都。ダナンの南約30キロメートル、南シナ海に注ぐトゥボン川の河口に位置する。旧称ファイフォチャンパー王国時代より交易の拠点として栄え、16世紀から17世紀にかけてポルトガル・オランダが進出し、日本人町もつくられた。その後、華僑が多く移り住み、中国風の建物が多く残る。1999年に「ホイアンの古い町並み」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

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世界遺産情報の解説

ホイアン

ホイアンはベトナム中部クァンナム省ダナン南方30kmにある古い港町。旧名をフェイホと言い、東南アジア中継貿易の拠点として栄えました。町には木造の町家や華僑の出身別の会館、関帝廟など古い建築物が立ち並んでおり、1999年にユネスコ世界遺産に登録されています。タイのアユタヤ等と同様、15〜16世紀には日本人町があったとされ、日本人が建設したと伝えられる橋“日本橋”や、交易の証と言える伊万里焼磁器も発見されています。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホイアン
ほいあん
Hoian

ベトナム中部、クアンナム省(人口137万2000。1999)の都市。旧称ファイフォFaifo。人口2万5462(1989)。ダナンの南32キロメートル、ホイアン川左岸の河口から8キロメートルほどのところに位置し、ダナンとは水路で結ばれる。古くから外国との貿易港として開け、16、17世紀にはポルトガル、オランダ、日本が進出し、朱印船が出入りした。日本橋、日本通り、日本人墓地などが残る。ベトナム戦争中の1967年には、ホイアンを中心に激烈な戦いが行われた。付近では亜鉛、鉛、銅などを産出する。[菊池一雅]

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世界大百科事典内のホイアンの言及

【フェイフォ】より

…ベトナム中部,旧クアンナム省の省都ホイアンHoi Anの古名。17世紀初頭,クアンナム(広南)朝がフエに都して以来,トゥーラン(現,ダナン)とともに国際貿易港として栄えた。…

※「ホイアン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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