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ボルボックス ボルボックス Volvox

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボルボックス
ボルボックス
Volvox

緑藻類オオヒゲマワリ目オオヒゲマワリ科の藻類。オオヒゲマワリともいう。休耕水田など日当りよく水の動きの激しくない場所に発生する。 10種以上知られており,全世界に分布する。藻体は直径 0.5mm,大きなものでも 1mmほどの球状体で,肉眼ではわずか緑色の粉のようにみえる。

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デジタル大辞泉の解説

ボルボックス(〈ラテン〉Volvox)

植物性鞭毛(べんもう)虫類の原生動物。または、ボルボックス科の緑藻として分類される。淡水産の代表的なプランクトンで、2本の鞭毛をもつ単細胞が多数集まり、球状で中空の群体をつくる。おおひげまわり。

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百科事典マイペディアの解説

ボルボックス

オオヒゲマワリとも。原生動物植物性鞭毛(べんもう)虫綱。200〜2万個の個体がゼラチン質の膜の表層に並び,径0.2〜1.3mmの群体をつくる。個々の個体は互いにかなり太い原形質糸で連絡しており,1個の葉緑体と2本の等長の鞭毛,数個の収縮胞と眼点がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ボルボックス【Volvox】

2本の等長の鞭毛をもった数千個の細胞が寒天球の表層壁に並んで,直径0.2~1.3mmの中空の群体をつくる遊泳性の淡水産緑藻。緑藻綱ボルボックス目ボルボックス科に属するが,運動性があるため動物としても扱われ,この場合は原生動物門有色鞭毛虫綱藻鞭毛虫目として分類される。群体は前後の極性があり,中央部から後部にかけての細胞は無性的に分化して娘群体となり増殖することができる。有性生殖の場合は細胞が造精器と生卵器に分化し,泳ぎ出た精子が生卵器内に入って受精が行われる

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大辞林 第三版の解説

ボルボックス【volvox】

緑藻類オオヒゲマワリ目の淡水藻。川沿いの溜まり水などに発生。無数の細胞が集まって群体を作る。各細胞は連絡糸でつながり、二本の鞭毛べんもうを出してこれで回転しながら泳ぐ。群体内に娘群体を生じ、また有性生殖により増殖する。大鬚回おおひげまわり。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ボルボックス
ぼるぼっくす
[学]Volvox

緑藻植物、緑藻類の一属の総称。淡水産の藻類で、クラミドモナス型の2本の鞭毛(べんもう)をもつ細胞が多数集まって、美しい球形の群体をつくるのでよく知られる。また、教材としてもたびたび利用される。オオヒゲマワリの和名もあるが、ボルボックスのほうが一般的である。日本では、約500の細胞からなるボルボックス・オーレウスV. aureus Ehr.、約1万の細胞からなる大形のボルボックス・グロバータV. globator L.など数種が知られているが、どこにでも出現するわけではなく、毎年発生する場所が限られているようである。なお、クラミドモナス―クワノミモ―ユードリナ―ボルボックスという一連の系列は、藻類の進化を証明する好例とされている。[小林 弘]

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