ポロナイスク(その他表記)Poronaisk

デジタル大辞泉 「ポロナイスク」の意味・読み・例文・類語

ポロナイスク(Poronaysk/Поронайск)

ロシア連邦サハリン州樺太中部の町。テルペニヤ湾多来加湾たらいかわん)に注ぐポロナイ川河口部に位置する。近郊にはウィルタニブヒなどの少数民族居住。1945年(昭和20)以前の日本領時代には敷香しくかとよばれ、当時は日本最北の町だった。第48代横綱、大鵬幸喜生地

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改訂新版 世界大百科事典 「ポロナイスク」の意味・わかりやすい解説

ポロナイスク
Poronaisk

ロシア連邦東端,サハリン島東岸,ポロナイ川河口の港町人口2万5000(1993)。日本名は敷香(しくか)/(しすか)。第2次大戦前の日本領時代には敷香支庁がおかれ,漁業のほかパルプ工業炭坑,森林伐採,毛皮集散によって発展し,人口も3万(1941)を超えていた。1945年のソ連併合後は漁業コンビナート,パルプ・製紙コンビナートが設置され,セメント工場,ミンク養殖ソホーズがある。付近はかつてウイルタ,ニブヒ,アイヌなど諸民族の混住地として知られていた。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポロナイスク」の意味・わかりやすい解説

ポロナイスク
ぽろないすく
Поронайск/Poronaysk

樺太(からふと)(サハリン)中南部、多来加(たらいか)(テルペニヤ)湾に面する小都市。日本領有時代には敷香(しくか)と称した。

[編集部]

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百科事典マイペディア 「ポロナイスク」の意味・わかりやすい解説

ポロナイスク

ロシア,サハリン中部,テルペニエ湾岸の港湾都市。日本領時代は敷香(しくか)/(しすか)。ポロナイ川河口に位置,パルプ,魚類缶詰,セメント,製材などの工場がある。1931年南部からの鉄道開通によって経済上の中心地となった。2万6000人(1989)。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポロナイスク」の意味・わかりやすい解説

ポロナイスク
Poronaisk

ロシアのサハリン州の港湾都市。サハリン島中部東岸,テルペニエ湾にのぞみ,ポロナイ川河口に位置する。パルプ・製紙,水産加工,建設資材などの工業がある。州都ユジノサハリンスクの北約 250kmにあり,鉄道,ハイウェーで連絡。旧日本領で,日本名敷香 (しすか) 。人口約2万 5000。

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