マクナマラ

百科事典マイペディア 「マクナマラ」の意味・わかりやすい解説

マクナマラ

米国の実業家,政治家。カリフォルニア大学バークレー校で経済学を学んだのち,ハーバード大学MBAを取得。ハーバード大学経営学助教授を経て1946年フォード自動車会社に入り,副社長,総支配人,社長を歴任ケネディ大統領,ジョンソン大統領の下で,1961年―1968年国防長官となり,防衛上の機構・予算・戦略の合理的システム化を推進した。ベトナム戦争では,南ベトナムへの〈軍事顧問団〉の増派を続け,大規模な兵力投入と軍事的拡大を押し進めたが,武力による解決に失敗。ベトナム戦争を泥沼化させた人物として,大きな批判を浴びることになった。後年,自身の回想録で,ベトナム戦争を,「北ベトナムの侵略ではなく,南ベトナムの民衆による内戦であり,人民戦争であった」と自己批判した。1968年―1981年世界銀行総裁。
→関連項目PPBS

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