マヤ暦(読み)マヤレキ

デジタル大辞泉 「マヤ暦」の意味・読み・例文・類語

マヤ‐れき【マヤ暦】

マヤ族が用いた暦法。1年を365日とする太陽暦であり、閏日に相当する日は置かれない。1か月を20日、1年を18か月とし、残る5日を厄日とする。日数は20日と13日の独立した周期を組み合わせ、ツォルキンという260日周期で循環する。二十進法を採用し、暦法の起点となる日から、長期にわたって日数を記述できる。

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知恵蔵mini 「マヤ暦」の解説

マヤ暦

古代マヤ人が用いていた暦。一周期を260日とする「ツォルキン暦(祭祀歴)」、1年を365日とする「ハアブ暦(太陽暦)」、ツォルキン暦とハアブ暦の組合せで1周期を52年とする「カレンダーラウンド」、西暦のように起点がある「長期歴」などがある。マヤ人は天体観測に優れ、世界最高水準の暦を持っていたといわれているが、その記録や資料のほとんどは16世紀のスペイン軍の侵攻によって失われてしまったため、謎の多くはいまだ解明されていない。長期暦を現代の歴に換算すると、同暦の終了日が2012年12月21~23日に当たることから人類滅亡説も噂されたが、暦の始まった年代の確定や現代歴への換算法には諸説あり、研究者の見解は一致していない。

(2012-12-24)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

占い用語集 「マヤ暦」の解説

マヤ暦

マヤ文明で使用されていた暦。マヤ文明とは、メキシコ南東部、グアテマラユカタン半島など、マヤ地域を中心として栄えた文明。マヤ文明は天体観測に優れ、非常に精密なマヤ暦を作り出し、1年を365.242128日と定めた。

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世界大百科事典(旧版)内のマヤ暦の言及

【暦】より

…【森安 達也】
【メソアメリカの暦】
 16世紀にスペインに征服されるまでメソアメリカ文化は高度に発達した暦を使用していた。なかでもマヤ暦とメシカ(アステカ)暦がよく知られており,細部において違いはあるが基本的には同じ型の暦がこの文化圏全域で使用されていた。もっとも基本となる暦は,365日からなる太陽暦と260日からなる祭祀暦であり,これら二つの暦を組み合わせて使用した。…

※「マヤ暦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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