マンホール(英語表記)manhole

翻訳|manhole

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

地下暗渠,下水管ボイラ,貯水タンクなどの検査,修理,掃除などのために設けた人の出入口下水管では通風の連絡にも利用され,管径,勾配,方向の変化点,管の起点,交差点,分岐点,会点のほか,長い直線部の中間に設置する。形状は,円形正方形,または小判形で,コンクリート製品や煉瓦を積重ねたもののほか,鉄筋コンクリート造もある。底は管底と同様な形に仕上げるか,沈殿物を収容するために少し下げる場合もある。ふたは鋳鉄や鉄筋コンクリートで造り,密閉型と格子型がある。

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百科事典マイペディアの解説

人孔とも。地下に敷設された下水用,電力・通信ケーブル用等の管路に設けられた作業・点検用の出入口。管路の起点,分岐点などに設けられる。水平断面は円形,正方形,楕円形等で,鋳鉄またはコンクリート製が多い。
→関連項目下水管渠

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世界大百科事典 第2版の解説

人孔ともいう。街路の地下に敷設された下水や電力・通信ケーブルなどの管路の途中に設けられる作業・点検用の出入口。点検,清掃時の空気取入口でもあり,作業安全上からも重要である。また下水の場合,管渠を接続調整する場所ともなっており,管渠方向,こう配,管径の変化する個所,段差の生ずる個所,合流点および起点に設置され,直線部でもマンホール間隔が長いときは,一定の基準(下水管渠径のおおむね120倍以下)により中間に設ける。

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大辞林 第三版の解説

下水道・暗渠あんきよなどで、路面から人が出はいりできるように設けて蓋ふたをした穴。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

地下または床下に設けた管渠(かんきょ)や池槽などの空間へ保守点検や清掃作業の目的で出入りするために設けた出入口(人孔)。道路面にみえるマンホールの鉄蓋(てつがい)は大半は下水管渠、都心部ではさらに電力線や電話線を収める洞道(どうどう)、水道管ほかを収める共同溝などへの出入口である。鉄蓋をとると竪孔(たてあな)道の口があき、垂直梯子(はしご)か足掛け金物で下降しうる。危険なので一般人には鉄蓋をあけにくくしてある。[小林三樹]

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (manhole) 地下の水道管・下水道・配線などを点検・修理・掃除するために、人が出入りすることができるように作った穴。〔舶来語便覧(1912)〕

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