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共同溝 きょうどうこうmultipurpose utility conduit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

共同溝
きょうどうこう
multipurpose utility conduit

道路の収容空間としての機能を生かして,電気,電話,ガス,上下水道,工業用水道公益事業物件のうち2つ以上を共同収容するために道路の下に設けられた道路付属物。これにより,道路の不断の掘り返しを防止し,さらに収容物などの補修点検を容易にしようとするものである。共同溝は,幹線共同溝と供給管共同溝に分けられる。

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デジタル大辞泉の解説

きょうどう‐こう【共同溝】

電気・電話・上下水道・ガスなどのケーブルや管などをまとめて収容する道路地下の施設。

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世界大百科事典 第2版の解説

きょうどうこう【共同溝 pipe utility conduit】

通信ケーブル,電力ケーブルガス管や上下水道などの公益事業に必要な地下埋設物を,共同で収容するために地下に設けられる施設。これらの収容物を巡回点検,増設,あるいは維持修理するのに必要な空間と,出入口,換気,排水設備,内部照明などを備えた地下道形式になっている。共同溝の利点としては,(1)埋設物の増設,修理の際に道路を掘り返す必要がないこと,(2)その結果,道路構造の保全と円滑な交通の確保ができること,(3)都市防災および都市美観の向上,(4)道路地下空間を有効かつ合理的に利用できること,(5)それぞれの地下埋設物を単独で建設するのに比べ経済的であることなどがあげられる。

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大辞林 第三版の解説

きょうどうこう【共同溝】

上下水道・ガス・電力・通信などの管やケーブルを共同で収容する地下施設。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

共同溝
きょうどうこう

鉄筋コンクリート製の地下構造物で、電話ケーブル、電線、ガス管、上下水道管(工業用水道を含む)をいっしょに収容する。標準的な形の共同溝は、内部に人が出入りして、収容した管・線の点検、増設、補修などができる程度の空間をもった構造である。道路を交通以外の目的で使用することを占有といい、そのための施設を占用工作物という。電柱、郵便ポスト、電話ボックスなどは地上の占用工作物であり、上下水道管、ガス管、電話ケーブル、電線などは地下の占用工作物である。地下の占用工作物は新設、増設、保守などのため路面を掘り返す必要があり、そのたびに今日の増大する道路交通に対し大きな障害となり、危険も少なくないので、これらの地下占用工作物をまとめて共同溝に収容するための努力が払われている。1963年に「共同溝の整備等に関する特別措置法」(昭和38年法律810号)が公布され、共同溝を整備すべき道路の指定がなされ、建設、整備が進められている。[吉川和広]

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