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ミウォシュ Miłosz, Czesław

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミウォシュ
Miłosz, Czesław

[生]1911.6.30. リトアニア,シャティニャ
[没]2004.8.14. ポーランド,クラクフ
ポーランドの亡命詩人,小説家,批評家。欧米ではミロシュ。第2次世界大戦中ワルシャワで地下出版活動に参加し,戦後は外交官として活躍したが,スターリン体制に失望して 1951年亡命,フランスを経てアメリカで活動する。小説『権力を奪いし者』 Zdobycie Władzy; Seizure of Power (1953) でヨーロッパ文学賞を受けた。 1980年ノーベル文学賞受賞。主著"Poemat o czasie zastygłym" (1933) ,"Traktat poetycki" (1957) ,『ポーランド文学史』 History of Polish Literature (1969) 。

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百科事典マイペディアの解説

ミウォシュ

ポーランドの詩人。リトアニア生れ。急進的な前衛詩人として活躍。第2次大戦中は抵抗運動に参加。戦後は在外公館で文化担当官を務めるが,1951年パリで亡命し,1960年以降は米国に住む。

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世界大百科事典 第2版の解説

ミウォシュ【Czesław Miłosz】

1911‐2004
ポーランドの詩人。ミロシュとも呼ばれる。リトアニア生れ。ビルニュスの大学を経て,1934‐35年パリに留学。第2次世界大戦中は,ワルシャワで地下出版活動に参加した。戦後は駐米,駐仏大使館の文化アタッシェを務め,51年パリで亡命,58年アメリカに渡った。長年,パリの亡命誌《クルトゥラ(文化)》に寄稿し,とくに知識人が共産党政権に妥協していくさまを冷静に暴いた評論風の実録《囚われの魂》(1953)によって国際的名声を得た。

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大辞林 第三版の解説

ミウォシュ【Czesław Miłosz】

1911~2004) ポーランドの詩人。亡命してアメリカに住む。哲学的抒情詩のほか、評論や小説も多い。詩集「救済」、小説「イサの谷間」など。

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