ミネアポリス(英語表記)Minneapolis

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デジタル大辞泉 「ミネアポリス」の意味・読み・例文・類語

ミネアポリス(Minneapolis)

米国ミネソタ州南東部の商工業都市ミシシッピ川を隔ててセントポールと隣接し、双子都市を形成し、同州最大の規模をもつ。セントアンソニー滝水力を利用し、古くから製粉業発達。そのほか食品加工業、製紙業、出版業などが盛ん。ミネソタ大学が所在。人口、行政区38万(2008)。

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精選版 日本国語大辞典 「ミネアポリス」の意味・読み・例文・類語

ミネアポリス

  1. ( Minneapolis ) アメリカ合衆国中北部、ミネソタ州南東部の商工業都市。ミシシッピ川上流の右岸にあり、対岸セントポールと双子都市を形成する。水陸空交通の要地。古くから製粉業が盛ん。

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改訂新版 世界大百科事典 「ミネアポリス」の意味・わかりやすい解説

ミネアポリス
Minneapolis

アメリカ合衆国ミネソタ州南東部にある同州最大の都市。人口37万2811(2005)。ミシシッピ川西岸に位置する水陸交通の要地で,対岸の州都セント・ポールと双子都市をなす。大都市域人口262万(1992)。セント・アンソニー滝の水力利用が同市の発展の基盤となった。まず製材業が発達し,その後小麦地帯の形成に伴い小麦取引・製粉業が成長し,1880年代までには〈世界の製粉都市〉として知られるようになった。農産加工,農業機械,精密機械,印刷など工業都市であるほか,1851年創設のミネソタ大学などの高等教育機関やミネアポリス交響楽団(1903創立)を有する,ミネソタ州の文化の中心地である。市名は,〈水〉を意味するスー・インディアン語minneと,〈市〉を意味するギリシア語polisによる。
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百科事典マイペディア 「ミネアポリス」の意味・わかりやすい解説

ミネアポリス

米国,ミネソタ州南東部の都市。ミシシッピ川に臨み,対岸のセント・ポールとともに双子都市を形成。水陸交通の要地で空港がある。農畜産物取引が盛ん。かつての製材業に代わり製粉工業が発展し世界最大の規模をもつ。ミネソタ大学(1851年創立)をはじめ多くの研究機関があり文化都市としても知られる。38万2578人(2010)。
→関連項目ミネソタ[州]

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