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ミネアポリス Minneapolis

翻訳|Minneapolis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミネアポリス
Minneapolis

アメリカ合衆国,ミネソタ州最大の都市。ミシシッピ川の遡航終点にあたる。南部と東部がセントポール市に接し,双子都市を形成。氷食を受けたゆるやかに起伏する平原上にあり,ミネトンカ湖などの湖沼や滝が多い。最初に訪れたヨーロッパ人は宣教師 L.ヘネピンであった (1680) 。 1849年セントアンリニー滝の水力を利用して製材工場ができ,19世紀中葉には林業の最盛期を迎えたが,その後衰退。中西部のコムギ栽培の発展,鉄道の敷設,上質小麦粉の製造法の発見により,製粉業の中心となり,85年頃までに国内第一の製粉都市に発展した。 69年滝が崩壊の危機に見舞われ,製材,製粉業の存続は一時危うくなったが,政府の援助で,護床工事が施されて危機を脱した。さらに 78年製粉工場の爆発で工場の半数を失ったが,これを機会に工場内粉塵の処理法が発達した。現在合衆国最大の穀物取引市場をもち,精密・電気・一般機械,金属,紙製品,食品,衣服を産する。印刷,出版業も盛ん。世界的なコムギ取引の中心地でもあり,巨大なコムギ貯蔵庫やコンベヤは市の代表的景観。国際空港,51年創立のミネソタ大学がある。ミネアポリス交響楽団の根拠地。人口 38万2578(2010)。

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デジタル大辞泉の解説

ミネアポリス(Minneapolis)

米国ミネソタ州南東部の商工業都市。ミシシッピ川を隔ててセントポールと隣接し、双子都市を形成する。古くから製粉業が発達。人口、行政区38万(2008)。

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百科事典マイペディアの解説

ミネアポリス

米国,ミネソタ州南東部の都市。ミシシッピ川に臨み,対岸のセント・ポールとともに双子都市を形成。水陸交通の要地で空港がある。農畜産物取引が盛ん。かつての製材業に代わり製粉工業が発展し世界最大の規模をもつ。
→関連項目ミネソタ[州]

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世界大百科事典 第2版の解説

ミネアポリス【Minneapolis】

アメリカ合衆国ミネソタ州南東部にある同州最大の都市。人口35万5000(1994)。ミシシッピ川西岸に位置する水陸交通の要地で,対岸の州都セント・ポールと双子都市をなす。大都市域人口262万(1992)。セント・アンソニー滝の水力利用が同市の発展の基盤となった。まず製材業が発達し,その後小麦地帯の形成に伴い小麦取引・製粉業が成長し,1880年代までには〈世界の製粉都市〉として知られるようになった。農産加工,農業機械,精密機械,印刷など工業都市であるほか,1851年創設のミネソタ大学などの高等教育機関やミネアポリス交響楽団(1903創立)を有する,ミネソタ州の文化の中心地である。

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大辞林 第三版の解説

ミネアポリス【Minneapolis】

アメリカ合衆国、ミネソタ州のミシシッピ川西岸に臨む都市。製粉業が発達。水陸交通の要地で、対岸のセントポールと双子都市を形成。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミネアポリス
みねあぽりす
Minneapolis

アメリカ合衆国、ミネソタ州中東部、ミシシッピ川に臨む同州最大の都市。人口38万2618(2000)。市名は、先住民(アメリカ・インディアン)のことばとギリシア語の合成語で「水の都市」を意味する。双子都市を形成するセント・ポールとともに州の経済・商工業の中枢をなし、交通(とくに鉄道網)が発達する。かつては「製粉の町」として知られ、第一次世界大戦後にニューヨーク州バッファローにその中心が移ってからもなお製粉業は経済に重要な地位を占めており、世界最大の穀物取引所もある。食品加工、電気機械、農業機械、製紙・印刷・出版業など従来からの工業に加えて、近年はコンピュータなど花形産業の進出が目覚ましく、20を超える工業団地も活気を呈している。最初の白人が1680年にミシシッピ川にかかるセント・アンソニー滝に到達し、1819年にはフォート・スネリングが開かれた。1847年にフォート・スネリングを合併してミネアポリスが開かれ、72年には東岸のセント・アンソニーを合併、セント・アンソニー滝の水力を利用した製材、のちに製粉の中心地として活躍した。また、同市は教育・文化の中心でもあり、ミネソタ大学(1851創設)はその要(かなめ)をなす。ミネソタ交響楽団の本拠地ノースロップ記念講堂やウォーカー・アート・センター、ガスリー劇場など文化施設も多い。森と水に囲まれた美しい市域には、ミネトンカ湖など湖が22もあり、150を超える美しい公園は市民の格好の憩いの場となっている。ダウンタウンの再開発も盛んで、ショッピング街のニコレット・モールはとくに有名である。[作野和世]

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