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ミヤマセセリ ミヤマセセリErynnis montanus

4件 の用語解説(ミヤマセセリの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミヤマセセリ
ミヤマセセリ
Erynnis montanus

鱗翅目セセリチョウ科。前翅長 20mm内外。全体暗褐色で,前翅表外半部に数本の鋸歯状帯があり,複雑な模様を表わす。また雌では前翅表中央部に幅広い淡色帯があるが,雄では地色とほとんど同色で差がない。

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百科事典マイペディアの解説

ミヤマセセリ

鱗翅(りんし)目セセリチョウ科の1種。日本全土と朝鮮に分布。開張40mm内外,暗褐色,前翅は不規則な霜降模様,後翅に黄斑がある。幼虫はナラ,クヌギ類の葉を食べ,終齢幼虫で越冬,成虫は早春に発生し日当りのよい雑木林中を活発に飛ぶ。

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世界大百科事典 第2版の解説

ミヤマセセリ【Erynnis montanus】

鱗翅目セセリチョウ科の昆虫。開張3.7~4.2cm。翅の地色は暗褐色で後翅に多数の黄褐色斑が散らばる。雌の前翅には大きな白色斑がある。ミヤマセセリという名にもかかわらず,このチョウの生息地は深山よりもむしろ里に近い低山地に多い。中国,朝鮮半島および日本に分布し,日本では北海道,本州,九州にかけて見られるが,南西諸島には分布しない。幼虫の食樹のクヌギ,コナラミズナラカシワなどを含む落葉広葉樹林にすみ,年1回発生し,成虫は暖地では3月下旬~4月中旬,寒地では5~6月ころ現れる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミヤマセセリ
みやませせり / 深山
[学]Erynnis montanus

昆虫綱鱗翅(りんし)目セセリチョウ科に属するチョウ。日本では北海道、本州、四国、九州、対馬(つしま)などほとんど日本全土に分布するが、種子島(たねがしま)、屋久島(やくしま)および以南の南西諸島には生息しない。国外では朝鮮半島、アムール地方、中国に分布し、東アジアの特産種。
 はねの開張は40ミリ内外。はねの地色は茶褐色、後翅には多くの小黄斑(おうはん)がある。雌は前翅の中央に帯白色の幅広いバンドがあるが、雄では不明瞭(ふめいりょう)で前翅の前縁基半に灰褐色の細い性標がある。年1回の発生、暖地では3月中旬から4月下旬、寒冷地では4月下旬から6月上旬に出現する。幼虫の食草はブナ科のコナラ、クヌギ、ミズナラ、カシワなど。幼虫の成長は遅く、晩秋になってからようやく老熟し、落葉とともに地上に落ち、幼虫の状態で冬を越し、翌春そのまま食をとることなく蛹(さなぎ)となる。[白水 隆]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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