コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ミリ波 ミリは millimeter wave

6件 の用語解説(ミリ波の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミリ波
ミリは
millimeter wave

波長1~10mm,周波数 30~300GHzの電波。ミリメートル波EHF(extremely-high frequency)ともいう。マイクロ波の一部。電波割当て面での制約が少いこと,伝送の情報量が多いこと,小型にできることなどの利点があり,通信への応用が期待される。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ミリ‐は【ミリ波】

波長1~10ミリメートル周波数30~300ギガヘルツの電波。電話中継・レーダー電波望遠鏡などに利用。ミリメートル波。EHF。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ミリ波【ミリは】

ミリメートル波の略。波長が1〜10mmの電波。周波数範囲では30〜300GHzに当たり,EHFともいう。波長が10〜30mmのものを準ミリ波,0.1〜1mmのものをサブミリ波という。
→関連項目ミリ波通信

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ミリは【ミリ波 millimeter wave】

ミリメートル波の略。波長が1mmから10mmまでの範囲の電波,すなわち周波数で30~300GHzの範囲の電波をいう。公式の呼称はEHF(extremely high frequencyの略)である。ほとんど光と同様の性質を有するようになり,直進するとともに霧や雨の減衰が著しくなる。衛星通信近距離の固定通信,計測用などに利用されているが,本格的利用は今後に残されている。電波宮川 洋

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ミリは【ミリ波】

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミリ波
みりは
millimetric wave

電波を利用上の便宜から波長によって区分したものの一つ。波長の範囲は10ミリメートルから1ミリメートルまでであり、周波数範囲は30ギガヘルツから300ギガヘルツまでの電波を慣用的に総称していう。ミリメートル波ともよばれる。電波法施行規則で定められた周波数帯の略称ではEHF帯(ミリメートル波)に相当する。
 EHF帯の電波は周波数が高いことからSHF帯(3ギガヘルツを超え、30ギガヘルツ以下)よりさらに広帯域の使用が可能である。しかし、雨や霧のなかを通過すると大きな減衰を受けるので遠方までの伝送には使用できない。このため比較的短距離の無線アクセス、画像伝送システム、ミリ波レーダーなどに使用される。リモート・センシング(遠隔探査)においては、通信の媒体としてではなく、地球観測衛星による赤外線観測で、測定値に誤差を与える空間に存在する水蒸気量を、観測対象から自然放射されるミリ波(37ギガヘルツ付近)の減衰量によって測定し、赤外線の損失量を算定する。ミリ波はまた、天文学にも応用され(国立天文台野辺山(のべやま)宇宙電波観測所など)、天体から放射され地球に到達する微弱なミリ波を巨大なパラボラアンテナ(回転放物鏡アンテナ)で受信して、天体の組成まで探査する。
 2000年(平成12)の電波法改正により、60ギガヘルツ帯に無免許で運用できる周波数帯が設けられた。またミリ波の帯域は、近距離ではあるが広帯域に伝播(でんぱ)する性質を利用して、多数設置を必要とする携帯電話中継基地局用として、50ギガから57ギガヘルツおよび66ギガから95ギガヘルツまで使用されている。100ギガヘルツを超える周波数の使用は特殊な軍事目的以外には行われておらず、2012年時点では技術面、経済面ではまだ利用できていない。
 法律のうえではさらに波長の短いデシミリメートル波(300ギガヘルツを超え、3000ギガヘルツ以下)までを定めているが、周波数帯としての呼び名もなく、しだいに遠赤外線の性質にも近づくため、電波としての発振は困難になってくる。また、それ以上の周波数は法的にも電波として扱わない。
 EHF帯の利用には、SHF波よりも1桁(けた)上の周波数の発振器が必要となる。帯域内の低い周波数部分においては、マグネトロン(磁電管)やクライストロン(速度変調管)が使用可能である。[石島 巖]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ミリ波の関連キーワードサブミリメートル波超短波超長波長波ミリアメートル波ミリメートル波デシミリメートル波ナノメートルミリメートル

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ミリ波の関連情報