デジタル大辞泉 「ヤングケアラー」の意味・読み・例文・類語 ヤング‐ケアラー(young carer) 家族の介護・看病・世話などを、大人と同程度の負担で、長期間、日常的に行っている子供。若者ケアラー。[補説]法律などによる定義はないが、一般には「年齢に見合わない重い責任をもって家族の介護や世話などを担い、自身の成長や教育に支障をきたしている18歳未満の人」をさす。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「ヤングケアラー」の解説 ヤングケアラー 病気や障がい、精神的な問題などを抱える家族の介護や世話を担う18歳未満の子どものこと。日々の介護や世話に追われ学習や就職に支障が出るなどの問題に直面しているとともに、周囲の無理解や思春期による羞恥心などから、家族介護の窮状を外部に伝えられず孤立することが多いとされている。2020年に埼玉県が高校生を対象に行った調査では、4.1%と約25人に一人が該当することがわかった。政府は同年冬、同ケアラーに関する初の全国調査を実施し、児童・生徒から直接実態を聞き取るとしている。 (2020-11-25) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報