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ヤンボル ヤンボルYambol

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヤンボル
Yambol

ブルガリア東部,ブルガス州の都市。ヤンボル平野の南端に位置し,トゥンジャ川の両岸にまたがる。農業中心地として,缶詰,植物油,製粉,食肉,酒造,たばこ加工,綿糸,綿織,製材などの産業が盛ん。市の北部には前4世紀にマケドニアフィリッポス2世の城塞が築かれた。 11~14世紀はディアムポリスと呼ばれた城塞都市で,ビザンチンブルガリアの抗争の重要拠点であった。 1479年オスマン帝国領となりヤンボリと呼ばれた。人口9万 9225 (1991推計) 。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤンボル
やんぼる
Jambol

ブルガリア中東部、ヤンボル県の県都。上トラキア平原の北東部、トゥンジャ川沿いにあり、ブルガスの西約90キロメートルに位置する。人口8万2656(2001)。郊外に紀元前4世紀ごろ栄えたトラキア時代の都市カビレKabileがあり、紀元後2~3世紀にローマ軍の駐屯地があった。705年にブルガリアに併合されてビザンティンに対する要塞(ようさい)となり、一帯の軍事・行政的中心地として発展した。1372年にオスマン・トルコの支配下に入ると、一時衰退したが、15~16世紀に復興されて、今も残る有蓋(ゆうがい)市場が建てられた。18世紀後半には毛織物や皮革などの産業と交易で栄えた。繊維産業が盛んで、20世紀初頭に綿紡績業、社会主義時代には化学繊維工業が始められた。また農業も盛んで、関連の食品産業や農業機械産業も発達している。市内には劇場と歴史博物館がある。[寺島憲治]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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