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ヨウ素酸(沃素酸) ようそさんiodic acid

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世界大百科事典 第2版の解説

ようそさん【ヨウ素酸(沃素酸) iodic acid】

化学式HIO3。ヨウ素およびヨウ化物イオンを酸化する際につねに見いだされる5価のヨウ素の化合物で,1813年にJ.L.ゲイ・リュサックとH.デービーが同時に発見した。五酸化二ヨウ素I2O5を水に溶かすか,ヨウ素を25%程度の濃厚な過塩素酸あるいは発煙硝酸と加熱したり,または塩素水で酸化して得られる。ヨウ素酸バリウムと硫酸の複分解によっても得られる。特異の臭気を有する無色の結晶で,吸湿性はない。固体のヨウ素酸の生成熱は237.5kJ/molとかなり大きく,比較的安定な物質である。

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世界大百科事典内のヨウ素酸(沃素酸)の言及

【ヨウ素(沃素)】より

…気体が紫色を呈することから,ギリシア語のiōdēs(すみれ色)にちなんで命名された。天然には,海藻,海産動物中におもに有機化合物として存在するほか,チリ硝石中にヨウ素酸塩として含まれる。脊椎動物の甲状腺にチロキシンとして存在し,生理学的に重要な役割を果たしている。…

※「ヨウ素酸(沃素酸)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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