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ラオカイ Lao Cai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラオカイ
Lao Cai

ベトナム北西部,ラオカイ省省都。中国との国境に面する町で,首都ハノイの北西約 250km,ホン川 (紅河) 左岸に位置する。交通の要地で,ハノイから中国のユンナン (雲南) 省に通じる鉄道が通る。付近には世界有数のリン灰石鉱山がある。

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デジタル大辞泉の解説

ラオカイ(Laocai)

ベトナム北部、ラオカイ省の都市。同省の省都。首都ハノイの北西約250キロメートル、ホン川とナムティー川の合流点に位置する。中国との国境に近く、昆明と鉄道で結ばれ、国境貿易が盛ん。付近にリン鉱山や鉄鉱石の鉱山がある。1979年に中越戦争の戦場になった。

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百科事典マイペディアの解説

ラオカイ

ベトナムの北西部,中国との国境付近の町。漢字で老開。ソンコイ川に臨み,ハノイから鉄道で約290km。昆明へも鉄道を通じ,交通・軍事上の要地であった。最近鉄鉱石,リン灰石の採掘が始められ,発電所もある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ラオカイ【Lao Cai】

ベトナム北部の町。漢字では老開と書く。ハノイの北西260km,トンキン地方北部のソンコイ川の谷の上流,標高90mに位置し,中国雲南省との国境に接する。ハノイから昆河鉄道(滇越(てんえつ)鉄道)で昆明へと通じていた。付近では良質のリン鉱石を産し,リン酸肥料の工場がある。中越国境紛争では1979年にこのあたりが戦場となり,以来鉄道も遮断されたままであったが,96年に再開された。地方空港がある。【別技 篤彦】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラオカイ
らおかい
Laocai

ベトナム北部、ラオカイ省(人口59万5000。1999)の省都。ハノイの北西255キロメートル、ソンコイ川の谷の上流に位置する。中国との国境に近く、中国の昆明(こんめい)とは鉄道で結ばれる。人口1万5364(1989)。人口の70%が少数民族である。近くには同名の燐(りん)鉱石の鉱山があり、リン酸肥料の工場がある。またモモやアンズなどの果物も産する。1979年の中越国境紛争では、この付近が戦場となった。[菊池一雅]

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世界大百科事典内のラオカイの言及

【黒旗軍】より

…19世紀後半ベトナム北部に割拠して,フランス軍に抵抗した中国天地会系の私軍。首領の劉永福は本来,天地会系農民軍の武将であったが,1865‐66年ころ清軍に追われて首領の呉鯤とともにベトナム北部に入り,67年頃からソンコイ川上流の雲南通商路の要衝ラオカイ(老開,保勝)に拠って,中国・ベトナム貿易路を支配する半独立国を形成する一方,グエン(阮)朝に帰順してその私軍黒旗軍を率い,他の中国系匪賊と戦った。しかしソンコイ川を通じての中国交易はフランスの求めるところであり,73年黒旗軍はハノイ占領中のM.J.F.ガルニエを破って殺し,83年にはリビエールを戦死させ,トゥドゥック(嗣徳)帝から嘉賞された。…

※「ラオカイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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