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ラクルテル ラクルテル Lacretelle, Jacques de

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラクルテル
ラクルテル
Lacretelle, Jacques de

[生]1888.7.14. ソーヌエロアール,コルマタン
[没]1985.1.2. パリ
フランスの小説家。外交官の父とともに少年時代を外国で過し,父の死後パリで中等教育を受け,のちケンブリッジ大学に学ぶ。少年の異性を恐れる心理を描いた自伝的小説『ジャンエルムランの不安な生活』 La Vie inquiète de Jean Hermelin (1920) ,ユダヤ系青年の苦悩に満ちた成長を扱った『シルベルマン』 Silbermann (22) を書き,的確で節度ある心理描写にすぐれた才能を示した。

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ラクルテル
ラクルテル
Lacretelle, Jean Charles Dominique de

[生]1766.9.3. メッツ
[没]1855.3.26. マコン
フランスの歴史家,ジャーナリスト。パリ高等法院弁護士を経て,革命期間中はフイヤン・クラブに属し,『ジュールナル・デ・デバ』の編集に参加。王党派に対する共感をカムフラージュするため一時軍隊に入ったが,「テルミドール九日」 (1794.7.27.) 以後パリに戻った。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

ラクルテル

フランスの作家。文学的伝統のある家柄に生まれ,処女作《ジャン・エルムランの不安な生活》(1920年)をはじめ,古典的な厳格な構成をもった心理小説を書いた。代表作《シルベルマン(反逆児)》(1922年)のほか《ラ・ボニファス》《オー・ポン家の人々》4巻等。

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大辞林 第三版の解説

ラクルテル【Jacques de Lacretelle】

1888~1985) フランスの小説家。青年の不安な魂の内面を描いた「シルベルマン」、ほかに四巻連作「オー=ポン家の人々」など。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラクルテル
らくるてる
Jacques de Lacretelle
(1888―1985)

フランスの小説家。ソーヌ・エ・ロアール県生まれる。ケンブリッジ大学に学ぶ。内気な青年の心理を手記形式で描く『ジャン・エルムランの不安な生活』(1920)、ついで『シルベルマン』Silbermann(1922。フェミナ賞受賞)で地位を得る。優秀なユダヤ人生徒シルベルマンに対する迫害と、彼の反抗を描くこの小説は、ユダヤ人問題を扱って名高いが、また、友人の目でこれを描くという視点を通じて社会における差別また同化の機構をとらえて成功した。抑制の効いた心理分析と、巧みな小説構成を武器としてラクルテルペシミスティックな人間観察を多くの作品にまとめた。『ラ・ボニファス』(1925)、『結婚学』(1929)、『シルベルマンの帰還』(1930)や、人手にわたった土地に執着する女主人公を通して地方の没落名家の運命を見つめる四部作『レ・オー・ポン』Les Hauts Ponts(1932~35)など。また多くの回想を含む『生者とその影』Les Vivants et leur ombre(1977)が晩年の作としてある。アカデミー会員。[小林 茂]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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