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ラッカ Ar-Raqqah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラッカ
Ar-Raqqah

シリア北東部,ラッカ県県都アレッポの東方約 180km,ユーフラテス川左岸に位置する。ギリシア・ローマ時代の古代都市の上にあり,商業都市として栄えたが,アッバース朝時代には,西方ビザンチン帝国への前線基地本部として重要な役割をもっていた。現在は旧都市の外縁部が小さな商業中心地となっており,四方への連絡道路の分岐点である。人口 13万 (1992推計) 。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ラッカ

シリア北部ラッカ県の県都。ユーフラテス川中流域の交通の要衝。8世紀にはアッバース朝の「夏の都」として栄えた。主要産業は農業。内戦前の人口は約20万人。内戦勃発後の2013年3月に反体制派が制圧。14年初頭に過激派組織「イスラム国」(IS)の前身組織が制圧した。ISは「首都」と称し、各地から信奉者が集まる拠点になった。

(2017-10-19 朝日新聞 朝刊 1外報)

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デジタル大辞泉の解説

ラッカ(Raqqa)

シリア北部の都市。ユーフラテス川中流域に位置する。紀元前3世紀のセレウコス朝時代の古代都市に起源し、東ローマ帝国ウマイヤ朝アッバース朝の支配を経て発展。13世紀にモンゴル帝国の攻撃を受けて衰退した。20世紀半ばより農業が盛んになり、同地方の主要都市の一つになった。12世紀から13世紀にかけて築かれた城壁、バグダッド門などが残っている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ラッカ【Raqqa】

シリア北部,ユーフラテス川東岸の都市。人口約3万5000。ギリシア名はニケフォリオンNikēphorion,のちセレウコス2世の名にちなみカリニコスKallinikos。アッバース朝第2代カリフ,マンスールが772年に円形の都城アル・ラフィカAl Rafiqaを建設。カリフ,ハールーン・アッラシードの〈夏の宮〉の所在地として,またビザンティン帝国への前哨基地として知られたが,13世紀のモンゴル侵寇によって廃墟と化す。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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