普及版 字通 「リツ・とる」の読み・字形・画数・意味
7画
[字訓] とる
[説文解字]
[金文]
[字形] 会意
爪+寸。〔説文〕に(ひょう)部四下に属して「五指もて持つなり。に從ひ、一(いつ)聲。讀みて律の(ごと)くす」というが、爪と寸とに従い、爪先や指でつまみとることをいう。〔段注〕に「一聲は疑ふべし」とする。
[訓義]
1. とる、つまむ。
2. (らつ)と通用する。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 トル・ナヅ・スル
[声系]
〔説文〕に声として・埒・・など八字を録する。十二上は「取ること易きなり」、もぎとることをいう。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報