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リップマン リップマンLipmann, Fritz Albert

12件 の用語解説(リップマンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リップマン
リップマン
Lipmann, Fritz Albert

[生]1899.6.12. ケーニヒスベルク
[没]1986.7.24. ニューヨークポキプシー
アメリカ生化学者。ケーニヒスベルク,ベルリンミュンヘン各大学で医学を学び,1926~30年,カイザー・ウィルヘルム研究所で近代生化学の父 O.マイアーホーフに師事。 39年アメリカに渡り,44年帰化。

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リップマン
リップマン
Lippmann, Gabriel

[生]1845.8.16. ルクセンブルク,ホレリヒ
[没]1921.7.13. 海上
フランス物理学者。パリおよびドイツで学び,パリ大学物理学教授 (1883) 。科学アカデミー会員 (83) ,同会長 (1912) 。毛管電気現象の研究を手がけ,1873年に毛管電位計を発明した。

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リップマン
リップマン
Lippmann, Walter

[生]1889.9.23. ニューヨーク
[没]1974.12.14. ニューヨーク
アメリカの政治評論家,社会心理学者。ハーバード大学卒業。 1914年雑誌『ニュー・リパブリック』の創刊に参加,21年『ニューヨーク・ワールド』の論説執筆者を経て,31年共和党系の『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』のコラムニストになり,「今日と明日」欄でアメリカの外交・政治・社会問題に健筆をふるった。

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デジタル大辞泉の解説

リップマン(Gabriel Lippmann)

[1845~1921]フランスの物理学者。毛管電位計を発明。光の干渉を利用したカラー写真法に成功し、1908年ノーベル物理学賞を受賞。

リップマン(Walter Lippmann)

[1889~1974]米国のジャーナリスト・評論家。自由主義の立場から政治・社会問題を論じた。著「冷たい戦争」「世論」など。

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百科事典マイペディアの解説

リップマン

ドイツ出身の米国の生化学者。ミュンヘン,ベルリン等の大学で医学を修める。カイザー・ウィルヘルム研究所を経て,1939年渡米,ハーバード大学教授。高エネルギー結合の概念を確立し,アセチルCoAを分離した。

リップマン

フランスの物理学者。エコル・ポリテクニクを出て,ドイツでキルヒホフヘルムホルツのもとで研究。1883年パリ大学教授。1873年電気毛管現象を研究,毛管電位計を発明。

リップマン

米国の政治評論家。1914年ジャーナリスト生活に入り,《ニューヨーク・ワールド》紙主筆を経て,1931年―1967年《ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン》紙特別寄稿者。
→関連項目ピュリッツァー賞

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世界大百科事典 第2版の解説

リップマン【Gabriel Lippmann】

1845‐1921
フランスの物理学者。エコールノルマル・シュペリウールで学んだ後,1873年科学使節としてドイツにいき,後に高感度の毛管電位計の開発につながる,電気的極性と表面張力との間の関連について研究した。75年,この電気毛管現象の研究によりソルボンヌ大学で学位を取得,86年から同大学の実験物理学教授。1881年干渉現象に基づいたカラー写真を考案,くふうを重ねて91年実験に成功,この研究によって1908年ノーベル物理学賞を受賞した。

リップマン【Walter Lippmann】

1889‐1974
20世紀アメリカを代表するジャーナリスト。ユダヤ系ドイツ移民のひとりっ子としてニューヨークに生まれた。1906年ハーバード大学に入学(同級生に《世界をゆるがした10日間》の著者ジョンリードがいた),哲学を勉強し,社会主義に傾いたが,10年5月哲学者サンタヤーナの助手を辞してジャーナリストへの道を踏み出す。7月からはマックレーカーズの代表格L.ステッフェンズの取材を手伝った。13年春,処女作《政治学序論》を出版して好評を得た。

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大辞林 第三版の解説

リップマン【Fritz Albert Lipmann】

1899~1986) ドイツ生まれのアメリカの生化学者。生体内でのエネルギー交代に高エネルギーリン酸結合が重要な役割を果たすことを明らかにした。

リップマン【Lippmann】

〔Gabriel L.〕 (1845~1921) フランスの物理学者。電気・光学を研究し、毛管電位計を発明。また、光の干渉を応用した天然色写真法を考案。
〔Walter L.〕 (1889~1974) アメリカの政治評論家。新聞コラムを担当、「冷たい戦争」の言葉を生むなど政治・社会問題に健筆をふるった。著「世論」で世論の非合理性を指摘。

出典|三省堂
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世界大百科事典内のリップマンの言及

【圧電気】より

…正効果は1880年にフランスのキュリー兄弟Jacques and Pierre Curieによって,水晶,ロッシェル塩,電気石などで発見された。逆効果は81年にフランスのリップマンGabriel Lippmannにより熱力学的考察に基づいて指摘され,その存在はキュリー兄弟により実証された。 圧電気は結晶を構成している陽イオンと陰イオンの空間的配置に点対称(対称中心)がない場合に出現するが,力の方向と電荷の出現する方向とには結晶の対称性によって決まる特定な関係がある。…

【圧電気】より

…正効果は1880年にフランスのキュリー兄弟Jacques and Pierre Curieによって,水晶,ロッシェル塩,電気石などで発見された。逆効果は81年にフランスのリップマンGabriel Lippmannにより熱力学的考察に基づいて指摘され,その存在はキュリー兄弟により実証された。 圧電気は結晶を構成している陽イオンと陰イオンの空間的配置に点対称(対称中心)がない場合に出現するが,力の方向と電荷の出現する方向とには結晶の対称性によって決まる特定な関係がある。…

【カラー写真】より

カラー映画【大辻 清司】
[色の再現方法]
 色の再現方式としては,被写体の色と同一の分光組成をもつ色を再現するものと,被写体の色と分光組成は一致させずに,色覚理論に基づいて,感覚的に色の見え方が一致するように再現するもの(三原色法)とがある。前者の例としては,フランスのG.リップマンの行った光の干渉を利用する方法(1891)がよく知られている。これはリップマン乳剤(0.1μm以下のとくに微細なハロゲン化銀を含んだ特殊な写真乳剤)を写真感光層として用い,感光層の膜厚方向での光の干渉を利用する色再現方式である。…

【環境】より

…もとより,ブーアスティンに先立って同じ趣旨の警告を発したひとは少なくない。たとえば社会・政治思想家リップマンW.Lippmann(1889‐1974)は《世論》(1922)のなかで,人間を取り巻く現実の環境と,人間が頭の中に描いた環境の映像pictureとの違いを指摘し,前者を〈現実環境〉,後者を〈擬似環境pseudo‐environment〉と名づけた上で,擬似環境の肥大によるわれわれの不適応に深い憂慮を示した。清水幾太郎もまた,〈コピーとして提供される環境の拡大〉をいち早く問題にした一人である。…

【環境】より

…もとより,ブーアスティンに先立って同じ趣旨の警告を発したひとは少なくない。たとえば社会・政治思想家リップマンW.Lippmann(1889‐1974)は《世論》(1922)のなかで,人間を取り巻く現実の環境と,人間が頭の中に描いた環境の映像pictureとの違いを指摘し,前者を〈現実環境〉,後者を〈擬似環境pseudo‐environment〉と名づけた上で,擬似環境の肥大によるわれわれの不適応に深い憂慮を示した。清水幾太郎もまた,〈コピーとして提供される環境の拡大〉をいち早く問題にした一人である。…

【コラム】より

…彼のコラムはシンジケートによりアメリカ各地の165紙に配給,転載され,コラムニストcolumnistとして全国的な著名人となる。30年代からは政治コラム,〈政論〉コラムニストの流行が始まり,硬質の政治論評を展開するコラムニストの代表としては,31年から《ヘラルド・トリビューンHerald Tribune》を舞台に活動しだしたW.リップマン,内幕情報提供(〈The Washington Merry‐Go‐Round〉,〈News behind the News〉などのタイトルによる)のコラムニストとしては,ピアソンDrew Pearson,アレンRobert S.Allenらが,第2次大戦後の一時期,テレビのコメンテーターに役割をゆずるまで著名であった。事象の複雑化による解説の必要性,ルーティンにしばられた報道記事,多少とも抽象的でよそよそしい社説などが,個人感情の表白,独断を恐れないコラムに読者をひきつけたのである。…

【政治学】より

…このようにして政治学の対象と方法は一挙に拡大し,政治学は狭義の政治現象だけではなく,多くの分野へと分化しながらもあらゆる人間事象を考察の対象に入れざるをえない総合科学への道をたどりはじめたのである。 19世紀末から20世紀前半へかけてのこのような政治学の転換は,各国民主政治の慣行を比較研究したJ.ブライス,大衆の政治行動の非合理性を把握することを説いたG.ウォーラス,政治を過程としてみることをはじめたA.F.ベントリー,政治においてつねに変わらぬ支配エリートを研究したG.モスカ,大衆組織における寡頭支配の鉄則を指摘したR.ミヘルス,世論がステレオ・タイプによって支配されていることを分析したW.リップマンなどの業績に典型的に示されている。これらの政治研究者たちに共通に分けもたれていたのは,政治学を経験的・実証的な学問として自立させたいという強い志向だった。…

※「リップマン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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