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リドカイン リドカイン lidocain

6件 の用語解説(リドカインの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リドカイン
リドカイン
lidocain

キシロカインともいう。強力な局所麻酔薬。空気中で安定で,酸,アルカリにも安定である。作用発現が迅速,確実で,作用持続時間も長く,表面麻酔作用も強く,脊髄,伝導,浸潤,表面など,各局所麻酔の麻酔薬として,各科領域で広範囲に使用される。

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デジタル大辞泉の解説

リドカイン(lidocaine)

代表的な合成局所麻酔薬。不整脈の治療にも用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

リドカイン

化学式はC14H22N2O。かすかな苦みをもつ,水に不溶の白色結晶。融点68〜69℃。局所麻酔,表面麻酔の強い作用がある。塩酸塩は融点127〜129℃で,注射用の局所麻酔剤として歯科や外科で用いられ,また内視鏡検査などで表面麻酔剤として用いられる。

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デジタル大辞泉プラスの解説

リドカイン

塩酸リドカインを含有する局所麻酔薬。「キシロカイン」ともいう。

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世界大百科事典 第2版の解説

リドカイン【lidocaine】

白色~微黄色の結晶または結晶性の粉末。化学的にはアミドで,麻酔作用をもち,医薬としては,塩酸塩の塩酸リドカイン(製剤およびリドカイン注射液)として用いられる。作用発現が速く,アドレナリンを併用するとかなり持続的となり,すぐれた局所麻酔薬として,歯科,外科,産婦人科耳鼻咽喉科をはじめ各科領域で,表面麻酔,浸潤麻酔伝達麻酔脊髄麻酔硬膜外麻酔に用いられている。刺激性は非常に小さい。エステラーゼによって分解されにくく,組織中で比較的安定である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リドカイン
りどかいん
lidocaine

局所麻酔剤として開発されたが、その後各種疾患に伴う不整脈の治療にも用いられるようになった。塩酸リドカイン注射液として脊椎(せきつい)麻酔、硬膜外麻酔、伝達麻酔、浸潤麻酔に用いられ、また1~2%液として表面麻酔に塗布または噴霧する。歯科用には塩酸エピネフリンを配合した2%注射液がよく用いられる。外傷、熱傷、刺傷、凍傷、痔疾(じしつ)の疼痛(とうつう)には5%軟膏(なんこう)が用いられる。なお、不整脈には点滴静脈注射で使用される。リドカインは白色ないし微黄色の結晶または結晶性粉末で、わずかに特異臭があり、味はわずかに苦く、舌を麻痺(まひ)する。劇薬で、極量1回0.2グラム(硬膜外・伝達・浸潤麻酔)および1回毎分4ミリグラム(点滴静注)。[幸保文治]

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世界大百科事典内のリドカインの言及

【局所麻酔】より

…局所麻酔の作用は可逆性であり,毒性が低く,全身性にも副作用がないことが条件である。現在用いられている局所麻酔薬はエステル型(プロカイン),アミド型(リドカイン)がある。局所麻酔薬が麻酔作用を起こす本態については諸説があるが,神経細胞の物理化学的変化によるといわれている。…

【局所麻酔薬】より

…コカインは天然由来のすぐれた局所麻酔薬であるが毒性も強いので,数多くの合成局所麻酔薬(コカイン代用薬ともいう)が作られている。プロカイン,テトラカイン,リドカイン,ジブカイン,アミノ安息香酸エチルなどである。これらの効力や毒性はそれぞれ異なるが,いずれも完全なものとはいいがたい。…

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