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リンホカイン リンホカイン lymphokine

翻訳|lymphokine

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リンホカイン
リンホカイン
lymphokine

リンパ球抗原などの刺激によって分泌する蛋白質の一群。おもに免疫の状態をコントロールすると考えられている。一般に標的となる細胞に作用して多彩な生理活性を示すが,実体が明らかにされたものは多くない。

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デジタル大辞泉の解説

リンホカイン(lymphokine)

抗原を認識したT細胞で生成・放出され、免疫反応を調節する物質の総称。マクロファージ遊走阻止・活性化因子、T細胞増殖因子インターロイキン2)、B細胞増殖因子、インターフェロンなどがある。

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栄養・生化学辞典の解説

リンホカイン

 抗原や非特異的な物質の刺激によってリンパ球が産生する可溶性タンパク質で,生物活性をもつ.リンパ球の分裂,免疫応答などを制御する.例えば,T細胞増殖因子,マクロファージ活性化因子,マクロファージ遊走阻止因子,インターフェロンリンホトキシンなど.

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世界大百科事典 第2版の解説

リンホカイン【lymphokine】

抗原などによって刺激されたリンパ球が産生する生物学的活性をもった可溶性因子の総称。ほとんどはタンパク質で,分子量1万~10万。現在100種近くが報告されている。ごく微量で標的リンパ系細胞に強力に作用して,細胞性免疫応答を発現させたり調節したりする。おもなものにマクロファージ遊走阻止因子macrophage(migration)inhibitory factor(MIFと略記),白血球遊走阻止因子leucocyte inhibitory factor(LIFと略記),リンパ球の分裂を促進するマイトジェン因子mitogenic factor(MFと略記),リンホトキシンlymphotoxinなどがあり,インターフェロンをも含めることがある。

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大辞林 第三版の解説

リンホカイン【lymphokine】

リンパ球により産生され、免疫反応に関与する生物活性因子。分子量数万のタンパク質で、多くの種類がある。

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世界大百科事典内のリンホカインの言及

【炎症】より

…好中球がなぜ化学走性を示すのかはまだ十分に解明されていないが,化学走性を起こす因子にあるポリペプチド鎖と結合する受容体が好中球の表面に存在し,まずこの部分での結合が最初に起こると考えられている。単球の場合は,細菌,補体,リンホカインおよび抗原抗体複合物などが化学走性因子としてわかっている。また好酸球は,肥満細胞から放出される因子によって集まることが判明している。…

【血球】より

…このようなBリンパ球が分泌する免疫グロブリンによって生ずる防御形式を体液性免疫という。これに対して,Tリンパ球の関係する反応を細胞性免疫といい,リンパ球が直接異物(抗原)と接触すると大型化し,細胞を殺す能力を発揮し,リンホカインという物質を放出して単球や顆粒球の働きを活発にさせる。ツベルクリン反応で皮膚が発赤するのはTリンパ球の作用である。…

【免疫】より

… このような体液性免疫のために働く細胞群のほかに,細胞性免疫に関与するT細胞群がある。たとえば遅延型アレルギーでは,マクロファージから抗原情報を受けとったT細胞は,分裂すると同時に,さまざまな炎症を起こすような微量活性物質(これをリンホカインlymphokineという)を産生する。このなかには,上記の,他の細胞に対して影響を与える分子群のほかに,それ自身毒性をもって細胞を障害するようなリンホトキシンその他の因子が含まれ,いわゆる遅延型過敏症を起こす。…

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