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ルッソ Russo, Ferdinando

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルッソ
Russo, Ferdinando

[生]1866. ナポリ
[没]1927. カーポディモンテ
イタリアの詩人,小説家,劇作家。ナポリ方言による詩篇,同じく庶民生活を写実的に描いた小説多数を著わし,ベリズモ (真実主義) の作風と通じ合うものがあった。代表作に『ソネット集』 Sunettiata (1887) ,『ナポリ詩集』 Poesie napoletane (1910) ,『ナポリの田舎娘たち』 Villanelle napoletane (33) 。

ルッソ
Russo, Luigi

[生]1892.11.29. デーリア
[没]1961.8.14. ピエトラサンタ
イタリアの評論家。クローチェの影響から出発。デ・サンクティスを知るに及んで,詩と非詩,作品と作家を等価に総合的に評価すべきであると主張した。『レオナルド』『新イタリア』誌を主宰。主著『ジョバンニ・ベルガ』 Giovanni Verga (1920) ,『批評方法の諸問題』 Problemi di metodo critico (29) ,『現代文芸批評』 La critica letteraria contemporanea (42~43) ,『マキアベリ論』 Machiavelli (45) 。

ルッソ
Russo, Vincenzio

[生]1770.6.16. カンパーニア,パルマ
[没]1799.11.19. ナポリ
イタリアの政治思想家。ジャコバン主義者の嫌疑を受けてスイスに亡命。のちにローマで『政治思想』 Pensieri politici (1798) を著わすが,そこには抽象的な哲学思想と,実践的具体的解決を求める姿勢とが混在している。 1799年ナポリ共和国法制委員となるが,共和国政府の崩壊に際して処刑された。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルッソ【Luigi Russo】

1892‐1961
イタリアの批評家。デ・サンクティスに学んだ歴史主義の立場からクローチェ美学の克服に努め,たとえば〈詩〉と〈詩にあらざるもの〉の対立を超えるために〈詩学〉の概念を提唱した。また《ベルガ論》(1919)を著してベリズモの大作家を発掘した功績は特筆される。1934年から没するまでピサ大学で教鞭をとり,門下から優秀な学者が輩出した。46年に創刊した《ベルファゴール》は人文科学の批評誌として今も独自の役割を果たしている。

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