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ルナリア Lunaria annua; honesty

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルナリア
Lunaria annua; honesty

アブラナ科ルナリア属の総称で,ヨーロッパから西アジアに2種が分布する一年草または多年草であるが,園芸上はルナリア・アンヌアをさす。葉は卵状披針形で互生し,分枝する茎の頂部に総状花序を形成する。花は約 2cmの4弁花で,紅紫色または白色果実楕円形で極端に薄い。切り花花壇のほか,種子が散ったあとに残る絹光沢のある隔膜の部分を,ドライフラワーとして観賞する。春または秋に種子をまく。土質も選ばず,じょうぶで育てやすい。こぼれ種からもよく生育する。

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デジタル大辞泉の解説

ルナリア(〈ラテン〉Lunaria)

アブラナ科の二年草。ヨーロッパから西アジアにかけて分布。花は4弁で穂状につく。乾燥した円盤状の果実を観賞する。

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百科事典マイペディアの解説

ルナリア

ギンセンソウ,ゴウダソウとも。ヨーロッパ原産のアブラナ科の一〜二年草。高さ70〜80cmとなり,全体に粗毛がはえ,葉は卵心形で,縁には鋸歯(きょし)がある。白色または淡紫色でダイコンの花に似た4弁花を総状につけ,のち径4〜6cmの,まるいうちわ形の果実を結ぶ。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルナリア【Lunaria annua L.】

ヨーロッパ原産のアブラナ科の二年草(イラスト)。銀色の果実の隔膜がドライフラワーとして利用される。ギンセンソウ(銀扇草)とも,また合田清が1901年にパリから種子を持ち帰ったためゴウダソウ(合田草)とも呼ばれる。英名はhonesty,moonwort,satinpod,satinflowerなど。茎は,高さ60~80cmで直立し,多少分枝して卵状心臓形の葉をつける。花は紫色または白色の4弁花で,4月ごろ総状に咲く。

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大辞林 第三版の解説

ルナリア【Lunaria】

アブラナ科の二年草。ヨーロッパ原産。高さ約60センチメートル。春、紅紫色または白色の花を多数つける。果実は径約3センチメートルの扁円形。銀扇草ぎんせんそう。シルバー-ダラー。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルナリア
るなりあ
[学]Lunaria annua L.

和名ゴウダソウ(合田草)、ギンセンソウ(銀扇草)ともいう。アブラナ科の二年草。ヨーロッパ原産。日本へは1901年(明治34)合田(ごうだ)清がパリから種子を持ち帰り、栽培したのが最初で、ゴウダソウといわれる。草丈0.4~1メートル。茎は上部で分枝し、5月に藤(ふじ)色または白色のダイコンの花に似た芳香ある花を多数開く。花期後に扁平(へんぺい)な果実が肥大し径4~5センチメートルの小判形となる。熟後に外皮を除くと銀白の莢膜(きょうまく)が現れ、ドライ・フラワーとして用いる。じょうぶで耐寒性が強く、春、播種(はしゅ)すると翌年の春開花する。[山口美智子]

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